前回の記事はこちら。
ヨコザワテッパン生活⑨スチールウール(金たわし)で洗うのはダメ!
ヨコザワテッパン11回目
肉を焼くと鉄板にコゲがつきます。
タレ付きの肉(ホルモン等)を焼いたりすると、コゲでガビガビになります。
使用後の片付けで、コゲをコテでガリガリ削り取ってから保管していれば鉄板はどんどん育ち、回を重ねるごとによりくっつかなくなっていきます。
しかしたった1度のスチールウールでの水洗いで、今まで積み重ねて育ててきた「もうくっつかない鉄板」がリセットされてしまいました(´・ω・`)
というのが前回の話。
野菜クズを炒めるという慣らし運転をしてみる
スチールウールがダメなんだったらもう使わきゃいいじゃないって思いつつも、コゲがひどい場合、使用後すぐにコゲ取りができなくて冷えて取れなくなってしまった場合など、コテではもう歯が立ちません!やってられません!ってなっちゃったらもうスチールウールなりワイヤーブラシなりに頼るしかない場合もあると思うんです。
そうなった時に何かいい方法はないものかと考えていたら、南部鉄器のたこ焼き器を買った時に野菜くずを炒めるという方法で慣らし運転をしたら、初回から全然くっつかなかったのを思い出したのでやってみることに。
まずリセットされた状態を再現するためにスチールウールで洗います。何なら洗剤も付けてやるぜヒーハー!って感じのテンションです。
野菜くずって言っても、パランパランのクズでは大変なので今回はキャベツの切れっ端を使用。油を引いてから中火で、鉄板全体を使うようにハシで移動させながら焼きます。
丸まっていた芯に近い部分もしんなりして、ちょっとコゲてきたくらいで任務完了。
お好み焼きを食べたくなるような、香ばしくていいにおいがします。
鉄板はその後一旦冷まして保管しました。
ミートファクトリーの生ラムとホルモン
珍しくガチな肉屋に行ってきました。
ミートファクトリーは2条市場の近く、清田、野幌と3店舗ありますが、どこで何を買ってもすべらないお肉屋さんです。
1番人気の生ラムロースと、
塩ホルモンと味噌ホルモンを各イチ購入。
あとはスーパーで買ってきた豚トロと、家にあったエリンギ、ピーマン、タマネギです。
任務開始。一気に焼いてくっついたら困るので、とりあえず肉は一切れでスタートです。
ほぼくっつかないぞ!
完全にでき上がった鉄板ほどではないにしろ、やっとこでつかんでないと肉と一緒に鉄板も浮きますけど(笑)とか、コテがないとはがせませーん(´;ω;`)というようなことは一切ありません。
若干のくっつきはあるけど、箸でペリッとできるレベルなので全く問題ありません。
生ラムの厚み!そしてこんなに厚いのにやわらかい!
コゲの原因、ホルモン投入。
これが最後はガビガビなコゲになるんだよな。。
でもホルモンこそ、この鉄板が最も本領を発揮する焼き物だと思うのです。
使用後、見事なコゲっぷりです。
まだ鉄板が熱い内だったのでわりと削りやすかったですが、気をつけてやっていても削れたコゲがあっちゃこっちゃに飛んでいったりするので気を使います。
野菜くずによる慣らしは有効
野菜くず(今回はキャベツ)を焼くことによる慣らし運転は有効です!
これだけくっつかずに焼ければ全く問題ないでしょう。
なぜ野菜クズを焼くことによってくっつかなくなるのか調べてみると、
野菜くずなどを炒めることによって、樹脂皮膜がなくなってむき出しになった鉄の表面に、油が酸化した樹脂皮膜を新たに形成します。この皮膜は、鍋にがっちり食いついて、洗ってもちょっとやそっとではおちないので、このことにより、鍋の錆と食材のこびり付きの両方を予防できるようになります(シーズニングとか、油慣らしという作業です)。
ヤフー知恵袋より
ちょっと納得な説明がありました。
主婦と科学。研究レポート32 鉄のフライパンとサビの科学(外部サイト)
ここにも気になることが書いてありましたよ。
続きはこちら。
ヨコザワテッパン生活11 ジンギスカンとアイヌネギという最強コンビ登場
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