前車エスティマの故障
簡単に説明すると、国道の右折車線でエンストし再始動せず、直後にバッテリーが上がる。
レッカー搬送してディーラーで見てもらうも原因わからず。
原因がはっきりしてれば修理してまた乗るんだけど、子供の部活の関係でよその子乗せる機会も増えつつある中また同じような故障があったら嫌なので乗り換えることにしました。
前車エスティマの購入経緯
GSR55W 3.5Lのエスティマを2台乗り継いでわかった良い点悪い点
なぜ3.5リットルのエスティマにしたかはこちらに書いてます。
初代 オークションで探してもらったやつ
中古車屋をやっている後輩にオークションで探してもらことになりました。
予算は100万円前後。条件は50エスティマ、3.5L、4WD、アエラスGパッケージ、白、以上。
いつも120点の車を持ってくるので安心して任せていたのですが今回は半年待っても車が見つからず、どこを妥協すれば見つかるか聞いたらシルバーなら良いのがたくさんあるみたいなので白は諦めました。
エスティマ GSR55W 3500 4WD 72,000キロ 2006年(平成18年)3月登録
車検新規(2年付き)で諸費用込みで75万円で購入しました。
ヘッドライトが黄ばみ通り越して茶ばみだった以外外装はきれいでしたが、内装はハンドルのこすけ具合がヤバめでした。
3列目のシートが電動格納されるタイプだったのですが納車後まもなくエラーが出て、ちゃんと動く時もあれば全く動かない時もあり、あとメーターのところにもサードシートの警告が出るという事態に。
人が多く乗る時もあれば荷物が多い時もあるので3列目のシートの出し入れが結構頻繁なため非常に困りました。
安全装置のカプラーを抜くと動く(危険だから自己責任だけど)とい情報を得てやってみるも、左はそれで動くようになりましたが右がどうにも気まぐれで、動いたり、動かなかったり。そして電動スイッチが壊れた時の救済処置(手動)がないクソ仕様。クソがっ!
パーツが出ないので修理はできず基本アッセン交換となるため左右両方新品交換するとざっくり40万円と言われ、買ったお店でも中古を探してくれたし自分でもヤフオク等で探してみたんだけどまったくもって見つかりません。
そもそも電動サードシート(メーカーオプション)の車自体がすごく少ないのに故障率が高いらしく、中古を見つけるのが困難だということがわかりました。
まいったなーと思っていたところで、道路の真ん中で不動。
原因はATFの量不足でした。
ここで心が折れて乗り換えを決意。
2代目
条件は前回と同じで、50エスティマ、3.5L、4WD、アエラスGパッケージ、白、以上。
今回は自分の目で確認できる実店舗の在庫車から探しました。
イジってる車はそこそこあるけどドノーマルがなかなか見つかりません。
カーセンサーやグーで検索条件を保存してアラート登録(条件に合う車が出品されたらメールが来る機能)しておいてもドノーマルは大抵即日で売れてしまう感じでした。
そんなある日、良さげなエスティマが出品されたとメールが来たので電話を掛けて大至急見に行って、内装も外装もきれいだし、短いけど保証(1,000キロ1ヶ月)もあるから初期不良は対応できるって言うし、大丈夫そうな気がする。
そんで明日は土曜日。今決めなかったら明日には売れてしまうだろう。今までのパターン的に。
ってことでその場で購入を決意。
エスティマ GSR55W 3500 4WD 95,000キロ 2007年(平成19年)1月登録
車検新規(2年付き)で諸費用込みで63万円で購入しました。
納車後エンジン始動時のVVT-iの異音が発生するのを確認したので販売店の保証内容の紙を見てみると「販売店の保証負担金は2万円までで、それをを超えた分は購入者負担」という、なにそれ?みたいなことが書いてありました。
保証付いてるので大丈夫です。じゃねーだろ!説明しろよw
他にもステアリングシャフトのガタツキやブレーキローターの歪みなど、初期の不良箇所が結構ありましたが全て自腹修理となりました。
ディーラー修理やDIY修理など、全部じゃないですが記事にしてありますので興味のある方はこちらからどうぞ。
ディーラーでアルヴェル探し
トヨタ車だしそうそう壊れないだろうと思って民間業者から格安中古車を購入したのですが、2台連続で失敗したので今回は多少割高でもちゃんとした保証のあるディーラーから購入することにしました。
エスティマが悪いわけじゃないんだけど、なんかもうトラウマみたいになってしまったので今回はアルファード、ヴェルファイアで探してみたところ、
・ヴェルファイア 2.4Zプラチナセレクション 2011年 パールホワイト 100,000キロ 135万円
・アルファード 2.4S 2011年 パールホワイト 118,000キロ 110万円
車で3時間圏内にあったのはこの2台だけでした。
見た目的にアルファードの方が好きなんだけど、グレードが良い(特別仕様車)ヴェルファイアを先に見てこようと思って電話をしてみたら今売れましたとの返答が。
まー売れるだろうな。格安のアルヴェルは。
ってことで大急ぎでもう1台のアルファードを見に行きました。
店舗に着いてあのアルファードが見たいと伝えたところ、入口のところにいた営業の方が案内してくれました。
「今朝入庫したばかりです。どうですか!パッと見でこう、良くないですか!」
休日に店番しているような営業マンにろくなのはいないと聞いたことはありましたが、まさにそんな感じです。
傷の説明がはじまったので、傷なんかいくらあってもいいからとにかく壊れない車が欲しいと言ったら営業マンがポカーンとしていたので今までの経緯を説明。
格安エスティマ2台と修理代合わせて200万円オーバーという安物買いの銭失いの見本みたいな状態で、道の真ん中で動けなくなるというそうそうない経験も2回。エンストしてエンジンかからなくなるも原因不明とかもう怖くて乗れないのでこの度乗り換えだと伝えると、
「安心してください。ディーラーは安全にお乗りいただくためなら赤字になってでもキッチリ整備しますし、保証もあるので期間内であれば赤字でも修理します!」
赤字赤字言う営業マンにろくなの(略)。
一番心配なのは2AZのオイル上がり問題なんだけどエンジンを見てみると、
お、エンジンの下の方だけちょっときれいな気がする。
インマニとその右にあるホースの隙間あたり(画像の真ん中)を見てみると、
あった。ここにエンジン番号が刻印されてあるのですが、「2AZ」とだけ刻印がある場合はエンジンショートブロック交換済み。オイル上がり対策済みの車両です。
エンジンの下半分(体積的には8割位?)を載せ換えて新しくなってると思ったら得した気分になります。
対策済みなら絶対大丈夫ってことでもないみたいだけど、また症状が出ても保証でなんとかなるし(営業マンは「また症状が出たら何度でもエンジン積み換えますので!赤字になっても!」と言っている)細部は見ていないけど心は決まりました。
交渉
「まずはまともな見積もりです。」と言って渡された見積もりはこんな感じ。
車両 | 1,100,000円 | アルファード 240S |
付属品 | 66,066円 | 錆止め塗装 |
税金 保険料 | 18,799円 | |
諸費用 | 115,190円 | 保証2年延長83,950円 |
預かり法定費用 | 21,350円 | |
合計 | 1,321,405円 |
車検は残り半年位。
1年保証が付いていましたが有償で保証を2年延長(計3年)した費用が諸費用に入っています。
まともな見積もりって自分から言うくらいだから、いくらか値引きやサービスができるものと思っていくつかお願いをしてみました。
■ホイール組み換え
アルファード純正ホイールに新品の夏タイヤが付いていたのですが、手持ちのホイールを使いたかったので組み換えできないかお願いしたところ、「18インチですよねーうーん、、ちょっと難しいです」と却下されました。
■ドラレコの付け替え
「前だけのやつですか?」いえ、前後2カメラのやつです。「電装屋に外注になってしまうので、うーん、、(略)」
■メーカーナビの地図更新
「OKです。」
■CVTフルードの交換
「それは整備の一環なので指示しておきます。」
エスティマが下取りできるかもしれないってことだったので、急遽預けているトヨタまで取りに行って査定をしてもらったら10万円になりました。
車検も半年残ってるけど、ちょっともったいないけど新規で取り直してしまってしばらくお金がかからないようにしちゃいましょうかってことでそれらを含めた最終見積りがこちら。
車両 | 1,100,000円 | アルファード 240S |
付属品 | 113,728円 | 錆止め塗装、冬ワイパー、地図更新、車検 |
税金 保険料 | 60,910円 | |
諸費用 | 131,162円 | |
預かり法定費用 | 25,550円 | |
その他 | 23,870円 | |
合計 | 1,340,000円 |
冬用ワイパーはサービスで付けてくれたけどナビの地図更新はしっかり見積りに入ってました。
値段交渉してみましたがかなり強気で全然無理でした。
そりゃそうだよね。
値引きなんかしなくたって売れるもんね。
実際私の後にもこの車目当てのお客さん何人か来てたみたいだし、電話の問い合わせもあったみたいだし。
ってことで、1台目でサクッと決まっちゃいました。
アルファードに興味を持ったことがなかったのでこれが前期なのか後期なのかもわかってません。
平成23年(2011年)の10月までが前期、11月からが後期で、この車は平成23年車で車検が7月までだったので前期だと思いこんでいたのですが車検証を見てみると初年度登録平成23年12月と書いてあり、後期だということがわかりました。
多分2番目のオーナーが買った時に私と同じパターンで車検ちょっと残ってるけど新規で取り直したんだな(私は3番目)。
車検証なんか見なくても前期と後期を一発で見分ける方法があって、グリルとナンバーの間に貯金箱のお金入れるとこみたいなスリットがあるのが後期、ないのが前期です。
なんてったって保証
ディーラーだからといって必ず保証が付くわけではなく、モノによっては保証が付かない場合もありますが今回買った車には1年間のディーラー保証が付いていました。
で、有料で2年追加することができたので83,950円を支払って合計3年間の保証をゲットしました。
最初の1年はディーラー保証、2年目3年目はあいおい損保の保証になるそうです。
今までは「壊れないでくれー壊れないでくれー」と思っていましたが、今後は壊れる度にその部分が新品になっていくという無敵モード。
ディーラー最高!
こうやって準備をすると壊れなかったりするんだよなー。
しばらくはアルファードDIYの記事が多くなりそうです。
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