LLC交換履歴のわからない中古のアルファード
総走行距離12万キロ弱で購入した20アルファード。
購入時に車検も取り直すことになり、「がっつり整備します!」ってことだったのでエンジン冷却水(LLC、ロングライフクーラント)も交換になるかと思ってたのですが、
漏れのチェックと比重の検査はしてあるものの、
冷却水の交換はしていませんでした。
トヨタ純正のスーパーLLCの交換時期は新車だと16万キロまたは7年、2回目以降は8万キロまたは4年です。
私で3オーナー目の車ですが新車からずっとディーラーで整備してきた車だと言っていたので、メンテナンスノート通りにやってたとしたら7年で1回、その4年後ってことは新車登録から11年ってことなので、、
今でしょ!
(古)
まーでもディーラーだからってメンテナンスノート通りにやってるとは限らないし、真相は謎です。
ワコーズLLC添加剤パワークーラントブースター
クーラントが経年劣化すると冷却性能の低下やパイプの目詰まり等が発生し最悪オーバーヒートの原因になります。
防錆性能も低下しラジエター内部が錆びると冷却水漏れにつながります。
ウォーターポンプその他関連部品の寿命も短くなります。
クーラント自体はそれほと高いものではないので交換履歴がわからなくて不安ならサクッと交換してしまった方が精神衛生上良いのですが、今回は添加剤で済ませようと思います。
ワコーズ クーラントリカバリー
消泡性能と防錆性能を追加し、冷却性能向上、寿命延長の効果があります。
こちらはKYK(古河薬品工業)のクーラントリカバリー。
ワコーズのクーラントブースターの製造元(OEMメーカー)です。
中身が同じだとしたらこっち買った方が安くてお得だという説がありますが、私はレシピ(中身)が全く一緒ってことはないんじゃないかなと予想してます。
どちらも使ったことはあるのですが効果を体感できるような商品ではないので違いはわかりません。
今回はなんとなくワコーズにしようと思ってメルカリを物色していたところ、パワークーラントブースターなる商品を発見。
従来のクーラントブースターのアップグレード品で、特殊放熱成分と耐電食性能維持剤(アルミへの耐腐食性能を強化する成分)が新配合されているとのこと。
新商品のようですがメーカーからの情報がなく、店舗や通販での販売もなく、現状ヤフオクやメルカリといった個人売買しか入手方法がありません。
新商品を開発したんだけどいきなり出したら旧商品の在庫を抱えてる販売店に迷惑を掛けることになるのでメーカーが発表のタイミングを見計らっているのではないだろうかと予想(自信なし)。
20アルファードへの施工方法
20アルファードはラジエーターキャップがなく、リザーバータンクの中の冷却水も常に循環している仕組みです。
ですので100均で買ったシャンプーボトルのポンプを使ってリザーブタンクからクーラントを少し抜いて、そこに添加剤を入れてやればOKです。
ちょっと抜きすぎかな?ってくらい抜いてしまって、添加剤を入れた後MAXの線より少なければ冷却水を戻すというやり方がおすすめです。
注意点
これちょっと別な車種(エスティマ)の使いまわしで申し訳ないのですが構造は一緒なのでこの写真で説明します。
添加剤を入れる際(量の最終調整でLLCを戻す際も)は穴の真ん中の水色の部分を狙って入れてください。
赤い部分のかかった分はホースからタンク外に排出される仕組みなので、雑に入れたら添加剤を捨てることになってしまいますのでご注意ください。
構造がわかってからは気をつけてやっているので外に排出されてしまったことはありませんが、心配な方は漏斗を使うことをおすすめします。
抜いたクーラントも見た目にはきれいだったし、とりあえず2年くらいはこのまま様子を見ようと思います。
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