JB23-9型ジムニー イグニッションコイルDIY交換
ガソリンを燃焼させるための火花を飛ばすのがスパークプラグ、スパークプラグに高電圧を提供するのがイグニッションコイルです。
一般的に普通車だと１０万キロ、軽自動車は８万キロ位で交換しておいた方が無難ってことになってますが、我が家のジムニーはすでに１３万キロオーバー。
交換時期を勘違いしていて初期のプラグ交換をサボっていたこともあり（前回のプラグ交換記事はこちら）、消耗が進んでいると思われます。
交換しないとどうなる？
イグニッションコイルの故障を一度だけ代車のノアで経験したことがあります。
アイドリングが若干不安定になりだした（信号待ち等で停車していると時折プツッ、プツッと回転数が低下する）と思ったら１時間後くらいにとどめが刺さってしまったようでエンジンがガクガクとノッキングをはじめました。
複数あるシリンダー（ノアは４気筒、ジムニーは３気筒）のうち１発死んだからといって全くエンジンが掛からない、動かせないとなる可能性は低いですが、それでも長い距離を運転できるような状態ではありません。
あと数百メートル先にディーラーが！整備工場が！って感じならハザードつけつつガクガクしながら自走してくかもしれませんが、そうじゃなければレッカー呼ぶことになります。
純正？社外品？激安品ってどうなの？
JB23に対応する純正品番は3種類あるようです。
33400-76G21（旧品番）
33400-85K10（1～9型）
33400-85K20（10型）
NGKの適合表を見てみると全て共通の品番で対応しているようなのでこれら全て互換性があると予想（あてにならないのでディーラーに聞いてね）。
純正品だと1本13,000円程。3本で4万円弱。
今回購入したのはこれ。NGK製。
純正同等のクオリティーなのに1本6,000円台で買えます（記事書いた日現在の価格です）。
1本2,000円前後で買えちゃう激安な謎の中華製イグニッションコイルもあります。
中古車屋の友人に聞いてみたところ「安かろう悪かろうは実際多い。これケチってお客さんに迷惑かけたり休日に搬送車出さなきゃならなくなったりするくらいならちょい高いのにしておく。自分はなんとなくギリギリOKラインがわかってきたので中華製（って純正も中国製は多々あるけどそういう意味じゃなく中華謎メーカー製の話）を使うこともある。」 と言ってました。
交換作業
今回用意したNGK製イグニッションコイルと、まだ交換時期にはちょっと早いですが高い物じゃないのでついでにスパークプラグも交換。
プラグ交換の際プラグのネジ山のところに塗ってやれば導電性が良くなって(・∀・)ｲｲ!!という噂のオカルト商品コパスリップも用意しました。
インタークーラーの外し方は前回のプラグ交換記事を参照してください。
ここまでたどりついたらエアーでIGコイル周辺のゴミを飛ばします。
私のように「コンプレッサーなんか持ってねーよ！」という人パソコンの掃除なんかに使うこれでOKです。
左が外した純正品。ダイヤモンドエレクトリック製でした。
右が新品のNGK製。
見た目は同じ。中身はどうなんだ？と試しに重さを測ってみましたがぴったり同じ重量でした。
プラグは結構深いところにあります。
外したスパークプラグ。
前回交換した時は真ん中のプラグだけやたら汚れてましたが今回は逆になってます。
新品と比較してみる。
前回交換から約4万キロ走行。
プレミアムRXプラグのメーカー推奨交換距離は普通車12万キロ、軽自動車6万キロってことなのであと2万キロ走っても大丈夫な計算だけど、パッと見もっといけそうに見えます。
交換したプラグは前回と一緒でNGKプレミアムRXの品番90020（LKR7ARX-P）です。
コパスリップはどのくらい塗ればいいんだろうと思いながらなんとなく塗ってみた。
入りまーす。
締め付けの際の回転角は1/2（新品時）、締め付けトルクは15～20N・ｍです。
あとは全て元に戻せば任務完了です。
ジムニーDIYいろいろやってますので見てやってくださいm(_ _)m
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