商船三井フェリーさんふらわあ苫小牧発大洗行き
行きは深夜便でしたが帰りは夕方便です。
茨城県大洗港フェリーターミナルから出発し、苫小牧西港に到着します。
苫小牧西港と違って大洗港ははじめてでもわかりやすい
苫小牧西港はどこに車を停めて手続きに行けばいいのか初見では非常に分かりづらかったですが、大洗港はフェリーターミナルの目の前に「乗船手続き用の駐車場はこっち」という案内があるので迷うことなく手続きができました。
自動チェックイン機もありますが「どうみん割」を適用するには窓口で身分証明書の提示が必須のため有人窓口は大行列になっていました。
手続き終了後車の運転手は乗船駐車場に並び、運転手以外は徒歩での乗船となります。
この日の出港時間は19時45分。
17時30分頃までに乗船手続きを済ませてくださいと前日にメールが来ていました。
徒歩勢の乗船開始予定時間は18時、自動車の乗船開始予定は18時45分です。
※手続きリミットや乗船リミットはその日の混み具合なんかで変動する可能性があります。
夕方便は揺れが少ない
行き(苫小牧発大洗行き深夜便)と比べて波風うねりの状況は同じような感じでしたが夕方便は揺れが少なく感じました。
ベッドが進行方向と同じ向きなので深夜便のように頭を上げ下げされる感覚もありません。
船酔いの心配がある人は夕方便が無難です。
ホテル並みのクオリティー
船内の様子は公式サイトやYouTubeなどで見てましたが、そういうのと見比べると実物は3割引が相場ですがこのフェリーは逆に3割増しな印象でした。
高級感がすごい!
トイレもロビーも売店も、ちょっといいホテルのそれと同レベル。
夕方便がハイクラスホテルなら深夜便はホテルのバックヤードで従業員が使う施設って感じです。
客室はコンフォート
個室ではないけど雑魚寝でもない、一応プライバシーは確保できるテレビ付寝台コンフォートを利用しました。
部屋を指定して予約することはできませんが、皆さん家族ごとにひとかたまりになってる様子でした。
この日は半分くらいの乗船率だったらしく、入ってすぐ右は私達が利用、左は空き、次の列は左側を他の家族が利用、右は空き、その次の列は右側をまた別の家族が利用、左は空きという風にジグザクに配置することによってプライバシーや音の問題をなるべく避けるよう配慮されていることが伺えました。
鍵は掛けれませんがこんな感じなので誰かひとり留守番してれば荷物を置いたまま出掛けても大丈夫です。
留守番できない場合貴重品は廊下のコインロッカー(返金されます)に預けましょう。
写ってませんが写真の左上のあたりに開け締めできる通気口みたいのがあり、暑い時に開けると涼しい風(エアコンとかじゃなく外気と思われる)が出てきますので個別の温度調整が可能です。
テレビ付。私は読書ばかりしていたので一度も電源を入れませんでしたが子供達の様子を見ていると地上波だけではなく映画も見れてたようでした。
朝食バイキング
夕食は大人2,200円と結構いいお値段だったのでコンビニ弁当で済ませ、朝食はレストランバイキングを利用することにしました。
朝は大人1,200円、子供900円です。
事前に調べた感じだとネガティブな口コミを多く見かけましたが、意外と悪くなかったです。
給湯室に電子レンジあります
旅慣れた感じの人はここでお湯を入れてカップ麺を食べたり、サトウのごはんとおかずを持ち込んで電子レンジを利用して食べたり、あと冷蔵のコインロッカーがあるのでそれを利用してコンビニ弁当等を朝まで保存してあたためて食べたりしてました。
コインランドリー
深夜便にはコインランドリーがありませんでしたが夕方便には4台ありました。
洗剤は自動投入です。
デッキは高い
深夜便はデッキの位置が低く海面が近かったですが、夕方便は高い位置から海を見ることになります。
泳いでいる魚や海獣を探すなら夕方便の方が有利です。
帰りは全員車に乗れます
定刻の13時30分に苫小牧西港フェリーターミナル到着。
35分頃から車への移動がOKになりますがエレベーターは上層階(個室のお客様)優先になっていてそっちが終わるまで使えませんので私は階段で下りました。
下船できたのは50分頃だったと思います。
感想
行きの深夜便では家族もしんどそうというか、あの時点で「次もまたフェリーの旅に行く?」って聞いたらノーって言われてたと思いますが、帰りの夕方便は良かったようで船を下りてから「次もまたフェリーの旅に行く?」って聞いたら満場一致で「行くー」って言ってたので意外と良かったみたいです。
私はあの深夜便のレトロ感というか無骨な感じが好きだったけどなー。
次回の家族フェリー旅は3年後、敦賀から名古屋・三重方面を予定しています。
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