前回の記事はこちら。
むし博士でニジイロクワガタを購入。繁殖します。まずはペアリングから。
ニジイロクワガタのペアリングを終えて
オスとメスを一緒にしたらすぐに交尾をしました。
今までのクワガタの中で一番アグレッシブな感じです。カブトムシ並みかも。
その後1週間くらい同居させる予定でしたが、しつこいオスに対しメスが嫌がってるように見えたので4日目で別居させました。
オオクワガタなんかはうまくいってるとエサ皿の下で仲良くくっついて隠れていたりするんだけど、そういう感じではなかったんだよな。
うまくいってることを祈りつつ、産卵セットを用意します。
ニジイロクワガタの産卵方法
調べてみると、ニジイロクワガタの産卵は比較的容易で、マットでも産卵木でもどちらでも産むらしいです。
簡単だって言われると逆にプレッシャーがかかります(´Д`)
とりあえず今回は産卵木を使ってみようと思います。
産卵木を水に浸して加水する
直径8センチくらいでしょうか。
クヌギのように見えますが、もしかするとコナラなのかもしれません。
産卵木が水に浸るように上から押さえつけた状態で放置します。
加水時間は、30分でいいと言う人もいれば24時間という人もいます。
材(産卵木)の太さや質(かたさ)によって調整が必要とか、諸説ありますが私はあまり神経質にならなくてもいいんじゃないかと思っています。30分浸したけど全然吸水されてなくてめっちゃ水から浮き上がってくる!とか、24時間浸したら水を吸い過ぎて水に沈んじゃってますけど!なんていうような極端な材を見たことがないからです。
ちなみに今回の加水時間は2時間です。水に入れて重しをして、そろそろどうかな?と気になって見に来たのがたまたま2時間後だったからです(笑)
2時間後、ちょっと浮いてますがこのくらいなら問題ないんじゃないかと思ってます。
その後風通しの良い日陰で3時間ほど乾燥させました。乾燥時間も特にこだわりはありませんが、なんとなく浸水させた時間よりは長くするようにしてます。
虫スプーンで木の皮をむきます。
皮がむけたら大人です(*ノωノ)
ちょっとお高いけど、専用のものはやっぱり便利で使いやすいです。
このオレンジのコナコナの部分と、しいたけの駒菌の部分(穴)もきれいにしてますが、その必要性についてはよくわかってません。
なんとなく綺麗にした方が気持ちよく産んでくれるんじゃないかなという、希望的妄想です。
ケースはこいつを使います。暗いほうが落ち着いて産卵してくれそうな気がして。
結構太めの産卵木でも入ります。
100均です。セリアに売ってます。コバエをシャットアウトする機能はありません。
埋め込みには北斗恵栽園さんの埋め込みマットを使います。
加水はしません。乾燥状態のこいつを使うことによって産卵木のちょっと多すぎちゃった水分を吸って水分調整してくれるような気がしています。
産卵木が埋まるくらいマットを入れますという人もいますが、私は下にサラッと入ってればいいかなくらいな感じです。とはいえこれはちょっと少ない気がするので足します。
粉っぽい(´・ω・`)
ニジイロクワガタとゼリーをインします。
うちではプロゼリーがメインです。
こいつの角ってか歯?メスの割に長めだよな。こんなんで産卵木をかじれるんだろうか。
いや、そんなことより埋め込みマットじゃなく発酵マット使った方が良かったんじゃないのか?って気がしてきた。
調べてみると、産卵木を使うにしてもニジイロクワガタの場合はみんな埋め込みに発酵マットを使ってるようだ。
失敗した(´・ω・`)
材にもマットにも産むなら両方使った方が良いに決まってる。
産卵セットして今日で3日目。かじってる様子なかったら今からでも埋め込みマット出して発酵マット入れてやろうかなと恐る恐るコンテナを開けてみると、、
めっちゃかじってます。左上にある色のきれいな木の屑は産卵木をかじって出たおがくずです。
これはもう、下手にいじらない方がいいんだろうか。
いや、埋め込みは発酵マットで、ケースも透明なプラケースの方が卵や幼虫の様子が見える可能性もあるだろうし、やるなら早ければ早い方がいい気がする。
ということで、引っ越しです。
発酵マットは北斗恵栽園さんのブレンドカブトマットです。
本当はクワガタ発酵マットの方がいいんでしょうけど、手元にカブトの方しかなかったんです(´・ω・`)
ケースはコバエシャッターの小にしました。
産卵木の穴をのぞくとニジイロちゃんのおしりが見えます。
今まで材産みだと、オオクワガタ、コクワガタ、アカアシクワガタ、くらいしか繁殖させたことがありませんが、大抵外側から溝を掘るようにかじってくのですがこの子は真ん中を掘り進んでおります。
とりあえず1週間後のゼリー交換まで押入れの奥に入っててもらいます。
産んでくれるといいなあ。
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