スノーブーツの代名詞、ソレルのカリブー
はじめてSorel(ソレル)のカリブーを買ったのは10年以上前でしょうか。
バスプロの菊元俊文さんが番組の中で珍しく陸っぱりの釣りをしていて、その時になんかやたら暖かそうなブーツ履いているな。これはどこのブーツなんだろうと思って調べたのがソレルのカリブーとの出会いでした。
ソレル履いてからは足が冷たいという思いをしたことがないし深い雪でも気にせずズボズボ歩けるし、それでいてそのまま街に行っても平気なデザイン。素晴らしい。
その時にはもうすでにmade in chinaになっていたので、ソレル=製造はチャイナ、が普通なんだと思ってましたが、後にソレルはカナダのブランドで元々はカナダで製造されていたことを知りました。
新しい中国製より、古いカナダ製の方が優れている?
「カナダ製のソレルも中国製のソレルも両方持ってるけどもう20年以上使ってるカナダ製は全くもって異常なしなのに中国製はもうゴムのところが破れてきた。やっぱ中華製はだめだ。」
という話を釣り仲間から聞いてからちょっとだけカナダ製が気になりつつも、氷上でやたら滑るという以外に不満はなく中国製を使っていたのですが、この度カナダ製を入手いたしましたのでどこがどう違うか比較してみようと思います。
カナダ製と中国製のソレルカリブー比較
左の黒っぽい方が中古で購入したカナダ製カリブー、右のベージュが新品購入して約10年酷使した中国製のカリブーです。
どちらも29センチなのですが、中国製の方が太いです。
カナダ製。MADE IN CANADAの文字が。
中国製。記載なし。気持ちはわかる。
一番下のヒモを通す部分が違います。
中国製タグ。
カナダ製タグ。
ソールがかなり違います。
中国製は氷でめっちゃ滑りますが、全体的にやわらかくて歩きやすいです。
カナダ製は氷でのグリップ力は若干上ですが、ソールが固いのでヒモをガッチリ縛ってないとカカトがパカパカ浮きます。
今のところ一長一短あって甲乙つけがたい感じ。
そっくりなようで、良く見ると結構違うような。
インナーです。左が中国製、右の白いのがカナダ製。
インナーに関しては中国製の方が作りが良いような気が。
カナダ製のインナー外した内部状況。きれいです。
こちらは中国製。なんのために黒いの(ゴムっぽいようなやつ)が塗ってあるのかわかりませんが、塗り方が汚いし底の縫い目も雑な感じ。
同じ29cmなのに、見た目だけじゃなく実際に履いてみてもカナダ製はきついです。
カナダ製はヒモが短いです。
皮とゴムの境目の仕上がりはどうだろう。
カナダ製の方が若干きれいに仕上がってますかね。
もうちょっと軽くて凍結路面でも滑らないスノーブーツないのかな。。
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