ガチ登山ブランドのフリースをゆるーく比較(マウンテンハードウェア、パタゴニア、ノースフェイス、マムート)

ガチ登山ブランドのフリースをゆるーく比較

フリースが大好きです。家でも外でも制服のようにフリースです。軽くて動きやすいし、暖かいし、洗濯してもすぐ乾くし、こんなに優れた服は他にないと思います。

もうかれこれ10年以上前でしょうか、日本中がユニクロのフリースであふれかえっていた頃、私もそれを着るひとりだったのですが、思いがけない収入があったので(怪我をして保険金が入った)、調子に乗ってpatagonia(パタゴニア)のR2ジャケットを購入。

フリースが2万円超えなんてどうかしてるぜ!と思いながらも、浮かれて買ったこのフリースは他のどの服よりも元を取りました。

その後NORTH FACE(ノースフェイス)、Mammut(マムート)、そして今回MOUNTAIN HARDWEAR(マウンテンハードウェア)を購入したのでそれぞれ比較しながらインプレしていこうと思います。

 

マウンテンハードウェアのフリース

ナットのロゴマークがいかにもアメリカンな感じがするMountain Hardwear(マウンテンハードウェア)のフリース。

 

 

マウンテンハードウェア モンキーマン200ジャケット

POLARTEC社ポーラテックサーマルプロ使用。よく見かける毛足の長いフリースです。

 

 

マウンテンハードウェア モンキーマングリッド2ジャケット

POLARTEC社ポーラテックハイロフト使用。規則的に穴が開いてるような素材で、パッと見でおしゃれ感がありますが保温力だけならサーマルプロの方が良さそう。

 

上記2つでかなり迷いましたが、最後は見た目で後者に決まりました。

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MOUNTAIN HARD WEAR(マウンテンハードウェア) モンキーマングリッド2ジャケット

色はブラック。サイズはLです。アメリカサイズでLが最大。ちなみに私は身長190センチ体重90キロのかなりでかいおじさんなので他は絶対XLですが、ここのはLで着れました。

 

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ロゴの刺繍の色が派手だったら多分買ってなかったと思いますが、この控えめな感じにやられました。かっこいいっす。

 

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ピンボケ(´Д`)スマホ変えたばかりで慣れてないせいか写真の失敗が多いです。

釣り人にはうれしいサムホール付きでした。この穴に親指を入れると手がいくらか暖かいという仕様です。

 

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裏地はフロントのみで背中側にはありません。

エリがわりとしっかりしていてピタッとするので、ファスナーを上まで上げるとネックウォーマーしているような気分になります。

 

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販売元はコロンビアでした。ベトナム製。

 

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洗濯する時は必ずネットに入れるのと、ドライコースとか手洗いコースとか、ちょっとやさしそうなコースを選択しつつ、洗剤もおしゃれ着洗い用(エマール、アクロンなど)を使ってます。

 

マムートのフリース

マンモスマークでおなじみのマムートです。

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Mammut(マムート)ゴブリンジャケット

サイズはユーロXL(日本サイズだと2XL)

買ったのは2年前?3年前?ちなみに今はゴブリンアドバンスドジャケットという後継モデルになっており、

さっきのマウンテンハードウェアのと同じポツポツと穴の空いたように見えるフリースで、側面がジャージになっているデザインです。

異素材を組み合わせることによってより機能的になっているんだろうけど、個人的な見た目の好みでは全部フリースの方が良いです。

 

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裏側全面に裏地が貼ってあるのは私が持ってるフリースの中ではマムートだけです。

そのため暖かさならダントツで一番ですが、インナーに使うにはちょっとゴツいかもしれません。

 

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白飛びしちゃってますね。。販売元はマムートスポーツグループジャパンで、製造は中国です。

 

ノースフェイスのフリース

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NORTH FACE(ノースフェイス)のフリースです。

購入したのは5~6年前でしょうか。今となっては商品名もわかりませんが、サイズはXLと書かれています。

ものすごくタイトなデザインで、着丈もこれが一番短いです。

かっこいいと言えばかっこいいんだけど、しゃがんだ時に背中がべろっと出そうで落ち着かないのと、脇がものすごくタイトなのが辛い。ちょっとでも脇汗かこうものならフリース直行便で洗濯が必要になります。華奢な人なら気にならないのかも。

 

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裏地は必要最低限です。

 

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販売元はゴールドウィンで、メイドインチャイナ。

 

パタゴニアのフリース

フリースと言えばpatagonia(パタゴニア)、中でもこのR2は一番人気があるんじゃないでしょうか。

 

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私のR2はもう10年以上前のものなので、現行商品とは細かいディテールがちょっと違うと思われます。

サイズはXL表記ですが、海外XLなので日本サイズだとXXLと言われたような気がします。

 

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裏地はフロントのみでメッシュ素材です。

エリの内側の四角いのがお気に入りポイントでした。

 

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アメリカ製でしょうか。

 

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袖はこんなんだし、フリースの毛もクタクタになってますので外に着ていく気にはなれませんが、部屋着としてはまだまだ現役です。

 

サイズ(というかデザイン)を比較して思うこと

メーカー サイズ 裄丈 着丈 身幅1 身幅2
マウンテンハードウェア L 92 79 66 58
マムート XL 90 78 61 57
ノースフェイス XL 87 68 60 50
パタゴニア XL 90 72 70 60

裄丈はエリの中心から袖のさきっぽまで、着丈はエリの下から裾までを測ってます。

身幅1は脇の下あたりの幅、身幅2は一番細くなっている部分の幅です。

素人採寸ですので多少の誤差はご容赦願いたいのと、古いもの(特にパタゴニア)なんかはちょっと伸びちゃってる可能性があります。

裄丈

私は腕が長いので袖丈が足りずに服を諦めることが多々ありますが、どれも90センチ近くありますのでこれだけあると大丈夫です。(Yシャツの裄丈は88です)

マウンテンハードウェアだけちょっと長いのは、サムホールを使った時のことを考慮してると思われます。

着丈

測ってみるとパタゴニアも結構短いんだなということに気付きましたが、普段着てる感じではノースフェイスだけがダントツ短く感じます。

なんていうかもう、短ランです(笑)

マムートが一番長いと思ってたのに実際測るとそうでもなかった。

身幅

ノースの細さが際立ってますね。

スタイルのいい人が着ればめちゃめちゃかっこいいんだろうなーと思いつつも、胴長な私には一番合わない感じです(´・ω・`)

パタゴニアはちょっとブカブカしすぎ。

マウンテンハードウェアは裾がもうちょっと細かったらいいのになと思う。

マムートはさすがヨーロッパって感じのシルエットで、見た目も着た感じも一番しっくりきます。

 

まとめ

太っている人、ゆったり着たい人はパタゴニア。

あんまりダブダブはこまるけど、ほんのちょっとだけゆったりめがいい人はマウンテンハードウェア。

スタイルに自信のある、タイトなの希望な方はノースフェイス。

バランス良く作られてるけどお値段も良いマムート。

 

1着だけ選べと言われたら、、やっぱマムートかなー。

 

ブランドイメージとか見た目も大事だけど、同じサイズでも作りがかなり違うので必ず試着をして自分の体型に合ったものを探すのが一番かなと思います。

 

2018.02.05追記 ホグロフスはタイトです

新たにフリースが欲しくなり札幌ファクトリーの各店を見てきたのですが、セールの後なのでほとんど商品がありませんでした(´Д`)

定番っぽいデザインのフリースはセール除外だと思って油断してました。。

そんな中、これちょっといいかも!って思ったのがホグロフスのSENSUM JACKETでした。

 

 

他のどのフリースよりも立体縫製感がすごい!

色もほぼ黒っぽいような「SLATE(グレー)」がかっこいい!

これはもうサイズさえ問題なければお買い上げだなという意気込みで一番大きいLサイズ(日本サイズXL相当)を試着したのですが、

 

これはちょっとタイトすぎる(´・ω・`)

 

公式サイトのサイズ表には、Lサイズで着丈71.0cm、身幅54.5cm、裄丈88.5cmと書かれています。

店員さんからは、インナーに着るものなんだから別にそのくらいで問題ないんですけどね。というようなことを言われましたが、袖が足りてるからこれで正解なのかなと思いつつもさすがに体の線が出すぎてみっともないのでやめました。

やせたい。

あと着丈が71cmってことでノースフェイスより3cm長いことになってますが、幅がきつくて上にクイッと引っ張られてるせいか体感的にはかなり短く感じました。

胴長にはきびしい。

 

 

 

ちなみに最近はマウンテンハードウェアの出番が一番多いです。

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