昭和52年生まれは今年前厄です
神様、仏様、福、厄、そういったものが現実に存在するかどうかはわかりませんが、昔から神社や日本神話が好きなのと、前回の厄年(本厄)に大病を患ったこともあり、今回は前厄、本厄、後厄と3年連続でまじめに厄祓いをすることにしました。
旭川市にある北海道護国神社へ
生まれてから10歳まで旭川市で過ごした私は、家から近かったこともあり神社と言えば「北海道護国神社」でした。
正式には護國神社かな?厄払いも正しくは厄祓いです。漢字って難しいな。
護国神社は国家のために殉難した人の霊(英霊)を祀るための神社です。
旭川には日本軍の第7師団がありました。北海道に置かれた常備師団として北辺の守りを担う重要師団です。その第7師団長を祭主として招魂祭が執り行われたのが、北海道護國神社の起源です。
戦時中の戦没者を祀るために創建されたという意味では靖国神社と同じような立ち位置にあるのかもしれません。
あ、そういえば自衛隊の旭川駐屯地が国道はさんで向かいにあるのって、第7師団の名残なのかな。ってちょっと調べてみると、今の旭川の陸自の駐屯地の敷地は練兵場で、各部隊の兵舎や覆馬場、偕行社などなど、当時の軍隊が占める面積は今の旭川駐屯地の約5倍にも上ったらしい。
あのでっかい旭川駐屯地の5倍。。
気になる話が次々と出てくるけど、キリがないのでこの辺でやめておきます。
北海道護国神社で厄祓い
受付時間、服装、料金など
受付時間は北海道護國神社公式サイトに午前9時~午後4時迄と書かれていました。年中無休です。
服装はスーツでなければいけないという説、小綺麗な格好をしていればネクタイまでは必要がないという説、どうしたものかと悩んだので事前に直接電話で護国神社聞いてみたところ、「神前ですのでできれば正装で、、」とのことでした。
厄祓いの料金は5000円です。聞いても「お気持ちで。」なんて言われる神社もあるようですが、受付のところに貼ってあった料金表にも厄祓5000円と書いてあり、明瞭会計です。
祝儀袋が必要かどうかを聞くのを忘れてしまい悩みました。結局慶弔用の白封筒をコンビニで買ってきました。なんとなくですが、普通に裸紙幣で支払っても受付の巫女さんに嫌な顔をされることはなさそうな気がします。
あとピン札(新札・新券)を用意した方が良いという情報もあり、慌てて家族親兄弟に声をかけて探してみたのですが見つからず、もう銀行にも間に合わなかったので今回は諦めました。次回は事前に用意しておこうと思いますが、お金はお金、神社とて商売、必須事項ではないように思います。
北海道護国神社の場所、駐車場
住所 北海道旭川市花咲町1丁目2282-2
電話番号 0166-51-9191
国道40号線沿いにあります。
旭川のロータリーから国道40号線を名寄士別方面に向かい、1キロほど進んで右に折れ、更に600mほど進むと右側にあります。
ちなみにその途中で通る「旭橋」は第7師団が架けた軍橋で、かつては橋額(朝日を連想させるような金色の半円板)が付けられていて、通る人はお辞儀をして通ったらしいですよ。
国道40号線沿いに駐車場の入口があります。
右に行くと駐車場、「厄祓」の矢印がある左へ行くと授与所(受付)があります。
金星橋の通りの方にも大型駐車場がありますが、そちらは普段は開放していないようです。
厄祓会場(社務所)
向かって左側に駐車場があります。建物の左角に受付がありますのでそこで受付を済ませ、正面の輪っかのある入口から入ります。
玄関です。
玄関から入って左側にある待合室?で待機します。
待合室で待つこと3分くらいでしょうか。
準備ができたらお迎えが来ますのでこの部屋で待ちます。
祈祷殿(長春殿)
ここで厄祓いをしてもらいます。
基本手前側にあるイスに座っていて、途中で頭を下げたり、立ったりと何か動作が必要な時はその都度神主さんから指示があります。
最後に破魔矢、お守り、豆をもらったら終了です。
美しいところだなと思い、写真を撮って良いか聞いてみたところ、「あまり祭壇に近づくと鏡などがありますので…(ご遠慮いただきたいってことだと思われ)、下がって撮るのでしたらかまいません。」とのことなので、1枚撮らせていただきました。
戴仁親王の書は別なところにレプリカもあるのでぜひゆっくりご覧になってくださいと言われたのですが、今回はあまり時間がなかったので断念。次回来た時の楽しみにとっておきます。
正しい二礼二拍一礼を教えてもらう
厄祓い終了後、正しい神社参拝の方法(二礼二拍一礼)について聞いてみました。
前から疑問に思っていたことなんですが、最初の二礼と二拍手はいいとして、その後、手を合わせたまま頭を下げて願い事をしてる人が多いけど、それは最後の一礼に入るの?それとも別で再度おじぎをするの?
これを神主さんに聞いてみたところ、2拍手の後に合掌したまま祈る事自体が間違いなんだそうで、2拍手の後は手を両サイド(気を付けの姿勢)に戻し、最後の一礼をする。願い事は最後の一礼の時に心の中で手短に念じます。
二礼、一礼のように深くするお辞儀の他に、揖(ゆう)という小さいお辞儀があること、礼の際の手の位置、拍手の際は右手を手前に少し引いて行うなど、いろいろ詳しく親切に教えていただきました。
北海道護国神社参拝
もうちょっと天気が良ければデジカメ使うんだけどなあ。
御本殿
平成館(旧陸軍第7師団北鎮兵事記念館)
風が強い日でした。
厄祓い 感想
こちらはいただいた破魔矢と御守と福豆です。
厄年の厄祓いは今回がはじめてですが、10年位前かな、怪我(骨折)が続いたのでお祓いをしてもらったことがあります。
その時は札幌護国神社(中島公園の南側にあります)に行きました。
お祓いにせよ厄祓いにせよ、してもらうとスッキリした気分になります。
気持ちの問題とはいえ、ポジティブな思い込みは大切です。
家族の同伴も可能で、来れなかった場合でも受付票に家族の名前を記入すれば一緒に祈祷していただけます。追加料金等はかかりません。
来年の本厄は家族で行ってみようかな。
続きはこちら。
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