【観光】弟子屈町 屈斜路コタンアイヌ民俗資料館
弟子屈通過中、写真でも撮ろうかなと思い屈斜路湖畔に行ってみたらたまたま見つけたのが「屈斜路コタンアイヌ民族資料館」です。
行ったのは10月末頃で、記事にしようと思って写真撮ってあったのにずっと忘れてたんですね。。
ちなみに今は冬期休館中です(´・ω・`)
場所
住所 北海道川上郡弟子屈町市街1条通11番地先
電話番号 015-484-2128
国道243号線を弟子屈市街から屈斜路湖(美幌方面)へ向かっていくと、→川湯温泉(道道52号線)という青看板がありますのでそこを右折。
その後1キロほど進むと左側にめっちゃ気になる形の建物が見えますのでわかると思います。
営業時間 冬期は閉館です
営業時間 9:00~17:00
開館期間 4月29日~10月31日まで 開館期間中は無休
11月1日から4月28日までは冬期閉館となります。
外の様子
駐車場側から道路側。10月下旬は紅葉がきれいです。
何かそびえ立っています。
クモが。。
写真ではわかりませんが、この柱から多数の糸のようなものが風になびいてふわ~っとしています。
すごい数です。後でわかったのですが、これは大量発生している緑色の小さいクモの糸でした。(写真は自粛します。いや、やっぱ最後に載せておきます。)
引っかかっても気付かないんじゃないかな?ってくらいの細くて弱い糸ですが、気になる場合は柱を迂回しましょう。
入口はこんな感じ。
入館料
入館料
大人(高校生以上)420円
小人(小中学生) 280円
まじかお金かかるのか。一瞬帰ろうかと思いましたが思いとどまりました。
館内の様子
廊下っぽくなってて、中に入るとすぐ左に受付がありますので料金を支払います。
中にもそびえ立ってます。
撮影許可はもらいましたが、一部撮影不可な場所があるのでご注意を。
石鏃(矢じり)がかっこいい。
歴史年表。
お、松浦武四郎さんだ。
銅像や記念碑などをあちこちで見かけるのでずっと気になっていたのですが、蝦夷地を開拓し「北海道」の名付け親となった方でした。
絞りを間違えたんだよ(´Д`)
弓矢です。超かっこいい。
制作体験
アイヌ紋様が作れます。
アイヌ民族もんよう 切り絵のせかいへ
子供向けですね。ってかさっきから逆さまでスンマソン。
制作コーナーは10:00~11:00と14:00~15:00でした。
切り絵の他に布に刺繍をしてしおりやコースターの制作もできるようです。
武器?
武器って呼んでいいのかわかりませんが、それに近い長物の刃物。
長いほうがエムシ(刀)、短いほうがエムシポ(小刀)。
限られた道具でこれを作る技術はすごいな。
(`・ω・´)シャキーン って感じのフクロウ。
アイヌマキリです。たまにヤフオクとかで発見してかっこいいなーと見ているのですが、私の小遣いで買えるような金額ではないし、妙に安いのはニセモノだったりするようです。
鮭漁の道具、マレップ。
今は引っ掛け漁が禁止されているのでこれを使うとタイーホされてしまいます。
タシロという山刀。鞘に紋様が彫ってあります。
アイヌ民族っておしゃれさんだな。
イカヨプ(矢筒)
ジオラマ
和琴半島の鹿追いのジオラマです。
ボタンを押したらなんか聞こえるインターホン。
生活用具
ニキセリ(キセル)やタンパクオプ(タバコ入れ)がありますが、日常的にタバコを吸っていたんだろうか。
どこから伝来したんだろう。北海道でも栽培できるんだろうか。気になる。
チセ(住居)の間取り図
おっ!鮭の切り身だ!って思ったら鹿肉と書いてありましたw
ドーナツみたいなのの正体はシトという団子です。
おいしそうなもの多いぞ!
食べる イペ
ルイベってアイヌの食文化だったのね。
衣類
アイヌ文様は「アイヌシリキ」という名前らしい。
アイヌ衣装で写真撮れます
アイヌ衣装を着て写真を撮ってみませんか?(無料)
これなかなかいい思い出になると思いますよ!
ファイナルファンタジーⅣ
フースーヤ「もうひといきじゃ パワーをメテオに」
ゴルベーザ「いいですとも!」
屈斜路湖周辺の地形と地質の生いたち
こういうボタン押すの子供は好きだよね~
コタンの大地
チェプケリ(鮭の皮で作った靴)
これ破れないんだ。と妙に感心してしまいました。
神々の森と動物たち
コタンで最も尊い神様はシマフクロウなんだそうです。
和琴ミンミンゼミ。
感想 有料だけど見てよかった
口コミサイトなんかを見てみると、お金払ってまで見る価値なし。とか、ビデオは良かったけどそれ以外は残念。みたいな感想が多かったけど、私は満足できました。
知らないことが結構あったので勉強になりましたよ。
ビデオは時間の都合で見れずです(´Д`)
館内はじっくり見ても30分位あれば全部見れます。
ビデオの上映時間が30分らしいので、全部で1時間位あればいいかな?
サラーッと見て終わりな人だと10分かからないかもしれません。
番外編 例のクモ
冒頭でちょっと触れたクモの件です。
入口前の柱とか、周辺の木とか、あちこちからフワーっとなびいてる大量の細い糸のようなもの。
まるで綿あめ作ってる器械の中のような感じ。
張ってるわけじゃなく、ただただ風になびいて空中を漂っています。
その正体は緑色の小さい蜘蛛の糸でした。
これ、近くにある石でできた看板?なんだけど、よくよく見たらこの写真の中にも1、2、3、4、、4匹いますね。
こいつです。
今年だけたまたまなのか、毎年恒例なのか、秋限定のものなのか全然わかりませんがやたらこいつがいます。
私はたまたま光の加減で見えてしまってから、あっちにもある!こっちにもある!すごいある!って感じでめっちゃ気になってしまいましたが、見えなければ多分引っかかっても気付かないような細い糸です。
これちょっと苦手な人にはかなりネガティブな話になっちゃうのかなって思いつつも、ものすごく印象に残ったので包み隠さず書いちゃいました。
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