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中古住宅購入記④
ポンコツすぎる担当の営業マンでは全く話が進まないので、上司にアポを取って直接交渉となりました。
不動産会社に乗り込む
約束の15時の5分前に不動産屋に到着。
応接室に通され、お茶を運んできたおばちゃんに「今向かってますので~」と言われる。
15時10分頃上司登場。
まずビックリしたのが、確実に自分より年上だということ。
こんな仕事のできそうなナイスミドルがなぜあんな電話の出方を。。
まずは挨拶と名刺交換をして、本題へ。
値引き交渉の具体的な内容が伝わっていない
上司「初回に800万円なら買うという申込書を書いてもらいましたが、まだ売り出したばかりなのでという理由でお断りして、翌週また値引き交渉があったけど再度お断りしたという認識です。」
お専務「2度目の交渉ではストーブが新品になってたのでその分予算が増やせるので820万円でとお願いしたのですが、その金額って伝わってますか?」
上司「いえ、820万円というのは聞いてません。再度800万円での交渉だと思ってました。」
やっぱり伝わってない(´Д`)
頑なにできないと言ってた件は全く問題なかった
屋根の雪止めを付ける予算があるならその分値引きしてくれとお願いしたら、「上司の決定なので無理!」の一点張りでしたが、上司に聞いてみたら全く問題ないそうです。
わからないくせに確認もせずできないを繰り返す。
マジでポンコツ。
連絡しない件については上司も「遺憾」
値引きの件は会議で検討して結果は連絡しますと言ってたのに会議から3日経っても連絡が来ないからこっちから連絡したんですよ。って言ったら上司もビックリしてましたよ。
そういう社風なの?って思ってたけど、これは上司的にもアウトだそうです。
電話の件の謎が解ける
これは私から聞いたわけじゃないんですが、上司が電話に出た時の「はい。。」の謎が解けました。
ポンコツ君は上司にどの物件の話なのかも、相手が誰なのかも、どういう経緯なのかも全く伝えないでいきなり上司の前に来て「代わって下さい」と電話を差し出したらしい。
えっ?何?誰?どういうこと?って思いつつも、今まさに電話がつながっている状態っぽいのでとりあえず電話に出てみた時の「はい。。」だったようです。
ポンコツな部下は上司までポンコツにしますよ(´Д`)
再再交渉
1年で最も需要の高まる春の引っ越しシーズンに向けて販売をしているので、現時点で大きい値引きが難しいけど4月に入っても売れ残ってしまった場合は値下げしてでも売ってしまいたいようです。
こちらは別に急いでいないので引っ越しは春でも夏でも秋でもかまわないのですが、あまり待ち過ぎたら他の人に買われるかもしれないというリスクがあります。
まあその時はその時で、縁がなかったということで諦めればいいのですが。
今現在具体的な商談になっているのは私だけで、田舎なのでそうそう見に来る人もいないというのもわかっているし、近隣との雪トラブルがあったりする物件なのでその地域特有の事情をわかっている人に買ってもらうのが後々のトラブルも少なくて売る側としても良いのだけど、上司(今回会った上司ではなく更に上の上司)にはそこら辺の細かい事情が伝わらないので値引きもなかなか難しいところなんですよと言ってました。
不動産屋の現在の提示価格は880万円から雪止めの分15万円を引いて865万円。
私の希望額は800万円スタートで現在820万円。
タイミングの問題とかもあるんだろうけど、もうちょっとがんばってくれるならこちらも歩み寄りますので再度価格を検討してもらえませんか?とお願いしてこの日の交渉は終了です。
私「今後はまたポンコツ君(とは言ってないけど)とやり取りすることになるんでしょうか?」
上司「えーーーと、、それだとまずいでしょうか?」
私「不安しかないです。上司さんにお願いできないでしょうか?」
上司「わかりました。私から連絡するようにします。」
私「ちなみにポンコツ君は不動産業界に入ってまだ日が浅いのでしょうか?」
上司「彼はですね、そろそろ3年でしょうか。」
3年。
私は絶句してしまいましたよw
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