オオクワガタの繁殖をしています
オオクワガタの繁殖をしています。
虫はあまり得意ではありませんが、オオクワガタはかっこいいなーと思います。
かっこいいと思いますが、できればあまり触りたくありません。
って話をすると、じゃーなぜ繁殖なんかしてるんだい?ってよく聞かれますが、生き物を飼ったり繁殖させたりするのが基本的に好きなのと、息子が喜ぶのでやっています。
うちにいるオオクワガタの産地、血統
温度管理はせず、ナチュラルに80ミリ超えを出すのが目標としつつも、ゆるーくまったりやっています。
70ミリ台後半はそこそこ出るのですが、大台はなかなか難しいです。
北海道北檜山産WF4、5
最初に購入したのが北海道北檜山産のWF3で、今は残ってる子(F4)が2ペアと、その子(F5)が菌糸ビンの中です。昔ながらのオオクワガタ!って感じのスマートボディーが逆にかっこよかったりします。
北海道支笏湖産WF3
ヤフオクで購入した、北海道支笏湖産のWF2の使用済みメスを再セットしてとった子が数匹いますが、どれもこれも驚くほどの幅広ボディー。あまり詳しいわけじゃないけど、これは絶対北海道産のワイルド血統ではない。
管理ミスで他の血統と入れ替わってしまったのもが届いたんだろうか。
久留米マツノ血統
ヤフオクで購入したペアです。一度ペアリング~産卵セットしたのですが、材をかじってる形跡が全くないので繁殖はあきらめて会社のペットになってました。オスはマツノさん、メスはアケミさんと命名されました。
その後社長が産卵セットしてみると、数は少ないものの卵を産んだので、その後うちにも連れて来て数匹産んでもらいました。
今回カビが出たのはその子たちの菌糸ビンです(´・ω・`)
能勢YG血統
むし博士という札幌のショップでペアを購入しました。
2014年の夏に購入して、2015年に産卵セットするも産まず。マツノ血統のようにその翌年に再チャレンジしたら産みましたけどみたいなことになるかもしれないと思い大事に育ててきたのですが、2016年春、メスが謎の突然死。
80ミリのオスだけが、息子が友達に自慢する用として現在飼育されています。
青カビの正体はトリコデルマ(緑カビ)とかいう危険なやつだった
菌糸ビンは、基本はいつも北斗恵栽園で購入してます。越冬時に室温が20度以下になることがあるのでカンタケをメインに、暑い時期にはオオヒラタケを使ったりもします。
温度(温度差)によるキノコドーン!や菌糸の劣化を避けるために、安全第一でその都度菌糸の種類をチョイスしてます。
写真の3本はオオクワキングさんでゼリーと一緒に購入したRush(ラッシュ)という菌糸ビンです。
幼虫を入れる時用の穴を掘る際に使用した道具
これを使う前にちゃんと洗うなり消毒するなりしなかったのがこうなった原因のような気がしつつも、真相は不明。
産卵木や菌糸ビンの青カビ(表面にうっすらつくようなやつ)はそれほど気にしなくて良い。というようなことがどっかに書いてあったので最初はあまり気にしてなかったのですが、今まで見たことのない勢いで勢力を広げているこのカビの正体は、トリコデルマ(通称緑カビ)というちょっと危険なものでした。
ということで、大至急交換です。
こんなフタに近い上の方にいるのをはじめて見ました。
苦しかったのかな。。
新しい菌糸ビンは札幌のフォーシーズンズさんで購入してきました。
今回は穴を掘るスプーンみたいなやつをちゃんと洗ってから使用します。
1本目。
前回30グラムだったのに減ってる(´Д`)
2本目
29g→27gと、こちらも減量(´・ω・`)
3本目。これだけ緑カビの被害が少なめです。少し掘ったところにいました。
29グラム→30グラムと、この子だけ増量(笑)
なるべく元の菌糸ビンのオガとかを新しい環境に持ち込まないようにと気をつけましたが、幼虫を水洗いするわけにもいかないし、あとは祈るのみです。
上記作業をしてから今日で1週間経過しましたが、いまのところ大丈夫そうです。
何か変化があれば追記します。
コメント