あっぱれ北斎!光の王国展
あっぱれ北斎!光の王国展 in sapporo
原画(オリジナル作品)は、経年や修復、洗浄による退色や変化が避けられず、状態はさまざまです。
現存するオリジナル作品は、必ずしも作家が求め描いた作品の状態とは一致しません。
そこで、作家が当時描いたであろう色彩を求めて、科学的な検証、技術的な修正、人的な感性を結集し、作品を「再創造」したものです。
完成した時の北斎の絵はきっとこんな色彩だったはずだ!って感じで再現させたものが展示されているということのようです。
誰もが名前は知っている。絵を見れば北斎っぽいというのはわかる。でもちゃんと見るのは今回がはじめてです。
開催概要
場所 札幌市中央区北5条西2丁目 JR札幌駅直結 札幌エスタ11階プラニスホール
開催期間 2016年12月9日(金)~2017年1月3日(木)
開場時間 10:00~17:00(入場は16:30まで)
入場料 一般800円 中高大学生500円
●主催 テレビ北海道/道新文化事業社/ブレイン/葛飾北斎リ・クリエイト展実行委員会
●後援 札幌市/札幌市教育委員会
●特別協賛 ジョブキタ
主催=運営企画者で責任者
後援=公共性が強い団体が人的物的な援助を行う場合。
協賛=スポンサー 特別協賛=一番出資額が多いスポンサー
ということらしい。
supported by ジョブキタ(HAJ)ということで、アルバイト北海道でおなじみの北海道アルバイト情報社さんがスポンサーのようです。
あっぱれ北斎!感想① 写真撮影可能に驚く
このような美術展には何度か行っていますが、写真撮影OKです(フラッシュは禁止)と言われたのははじめてなのでビックリしました。
注意事項はこんな感じ。
皆さんタガが外れたように撮影しまくってましたが、スマホのでかいシャッター音がなりまくりなのはちょっと嫌だったな(´・ω・`)
私はカバンにデジカメ入ってたので助かりました。
あっぱれ北斎!感想② 人物が多い
会場でもらえる作品リストの表紙。
作品リスト裏面。人物の絵です。
北斎=風景画 って思ってたんだけど、その風景の中に「人」が描かれている確率の高いこと高いこと!
こちらが会場でもらえる作品リスト。
改めて見てみましたが、人物が描かれていない、風景のみ!って感じの絵は全体の1割くらいで、ほとんどの絵に人間が登場しています。
真ん中に写ってる大きいのが、かの有名な「神奈川沖浪裏」です。
今回の展示会のパンフレットの表紙にも使われているこの波の絵にも、
船に人がいるんです!
あっぱれ北斎!感想③ 富士山にドキドキ
週末(土曜日)だから混んでるかなと思ったけど、思いっきりお昼時(12時~13時)に行ったのでそれほど混んではいませんでした。
タイミングを見計らえばこんなガラーンとした写真も撮れなくはないけど、会場内には20人くらいお客さんがいた気がします。
何かを感じやすいのか、雰囲気に飲まれやすいだけなのか、美術鑑賞に行くといつも不思議な気分になるのですが、今回はそういうのがあんまりないなー。なんて思っていたら、この富士山ふたつ並んでるのを見てものすごくドキドキしました(笑)
かっけーわー。
北斎年譜。あの時代に89歳まで生きたということに驚く。
読み解き 江戸絵画史のなかの北斎
これおもしろかったです。
こんな感じのが並んでます。
新発見!
飽きさせない読み物が多くて楽しいですよ。
当時、実際に使われていた阿波紙を使用しています。
浮世絵の本来の手触りをお楽しみください。
ということで触ってみましたが、ふわっとしてて触り心地が良かったです。
回す。のぞく。
パラパラ漫画のように見えるカラクリです。
こちらは売り物。小さいので7万円くらいだったような。。
前回、昨年の同時期の行われた「フェルメール光の王国展」の時のもののようです。
グッズコーナー。これ×4?くらいかな?って感じの売場の広さでした。
ポストカードが人気でその一角には常に人がいたので写真を撮れませんでした。
北斎の絵の風呂敷を見てめっちゃときめいたのですが、なかなかいいお値段だったので買えませんでした(´Д`)
フェルメールグッズ(の売れ残りと言ったら怒られるかもしれませんが)も売ってましたよ。
じっくり見たら1時間コースです。
写真見てたらまた見たくなってきたので、終わる前にもう1回行ってこよっかな(・∀・)
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