ダイソーのリメイクシート
築40年オーバーの我が家この昭和風味あふれるキッチンをもう少しなんとかできないだろうか。
ということでダイソーのリメイクシートなるものを買ってきました。
袋から出すと真ん中1ヶ所だけセロハンテープで止めてあるのですが、これをきれいに剥がすのが至難の業でした。
使う前に伸ばす
開封直後は巻グセがひどくて貼りづらいので、重しをしてシートを伸ばします。
キッチンをリフォームしてみた
とりあえずノリと勢いで貼ってみました。
使った道具はカッターナイフとゴムのヘラです。
ヘラはこんなようなやつ(うちのはフェルトがついてないけど)。
上の引き出しのラインの切れてる部分は貼る前にハサミで切ってから貼りましたが、基本的に貼る面に合わせてあらかじめカットはしません。
大きいままで貼ってしまってからはみ出た余分な部分をカッターナイフで切ってます。
注意点
多少のシワや気泡は後で何とかできますので気にしなくて大丈夫です。
曲がって貼ってしまうとそれは修正できませんので、貼る面に対してまっすぐ貼ること。
最初に上の辺を貼って、剥離紙を剥がしながら下へ下へと貼っていくとやりやすかったです。
その際ヘラ(なければ短めの定規等でもいいと思います)で空気が入らないように貼っていくわけですが、車のウィンドウフィルムのようにまず真ん中、そこから左右に。って感じでやるとうまく行きませんでしたので横の動きはなるべくせず、「まっすぐ上から下へ」を意識してやるのがいいと思います。
気泡を取り、シワを伸ばす
写真のようにシワができてしまった場合、中の空気を集めるようにヘラ等で横へ横へとこすっていくと、
ひとつの気泡になりました。
あとはこれをカッターナイフの先や針を使って穴を開けて中の空気を出してやれば何事もなかったようにツルっとなります。
同様に小さい気泡も潰していきます。
上の棚も貼ってみました。
近所のダイソーは小型店舗なのであまり種類がなく在庫も少な目で、あるだけ買ってきたのをテキトーに貼った結果このような仕上がりにw
真ん中の2枚は剥がして両サイドの茶色いのに統一しよう。
遠目で見るとわからないと思いますが、
近くで見るとこんなシワがあったりします。
こうなるともう修正は不可能ですが、シワを潰せばある程度目立たなくなりますので最後まで諦めずに。
どうしても納得いかない場合は剥がして貼り直せばいいんです。108円ですし。
ダイソー大型店舗は種類が豊富
近所の小さいダイソーでは種類も在庫も少ないので、札幌の大型店舗に行ってきました。
厚別の12号線沿いにある厚別東店です。
折りたたみのリメイクシート
折りたたんであるシートは厚手で貼りやすく下地の影響も受けづらいですが、サイズがちょっと小さい(80×30センチ)のとたたみシワ?クセ?が取れづらいのでシワ伸ばしに時間がかかります。
あと透明の剥離シートがついてるんだけど、あれがペラッペラで静電気の影響を受けやすいのかなんなのか剥がしたのにすぐ戻ったり変なところにくっついたり、やり方によってはイラッとするかもしれませんw
ロールのリメイクシート
ロールのリメイクシートは90×45cmです。
さすが大型店、種類も在庫もいっぱいあるなー。
シート以外にもいろんなリメイク?リフォーム?グッズがあります。
キッチン用アルミシート
キッチンのガズコンロ周辺にも貼りたいんだけど、普通のリメイクシートだと万が一剥がれてきた時に燃えたりしたら怖いなと思っていたらキッチングッズのコーナーで似たようなアルミシートを見つけました。
これ実際に使ってみたけど、剥離紙剥がしたらかなり光が透けて見えるし、これほんとにアルミなの?って感じですが普通のリメイクシートより表面がツルっとしてるので掃除なんかはしやすそうです。
ガスコンロ下の棚も貼ってみた
こういうデザインのシートになるとどういう風に貼るかちょっと悩みます。
額縁のようになっているドアなので、フチの内側に合わせてカットしたのですが下の黄ばんだアイボリーが見えてしまうと非常にダサいですね(´Д`)
カットしないでフチに巻き込んでしまうのが正解だったようです。
そのうち気が向いたら直そうかなと思ってたのですが、引越しが決まったのでその必要もなくなりました。
(貼ったのは家を買うとかいう話が出る直前です。)
出てくんじゃねーw
とりあえず上の棚のチグハグは直さなければ。
完成
逆光サーセン。
上の棚を茶色いのに統一して、ガスコンロのところのステンレスを剥がしてアルミシートを貼りました。
アルミシートは壁紙の上に貼ったため全然粘着しなかったので四隅をホチキスの針で留めています。とりあえず問題なさそう。
棚のドアは今回全部で3種類のリメイクシートを使いましたが、同じ種類で揃えた方がスッキリした感じになりそうです。
壁紙の代わりに貼る
ビフォーの写真を撮っておくべきだった(´Д`)
お風呂場の入口の横の壁なんですが、ここには以前壁設置型のボイラーがあってそれを置型に変更した際に部分的に残ってた古い壁紙が露出してしまっていたのと、お風呂場の湿気で壁紙の端の方がカビてしまっていたんです。
壁紙の汚れた部分を剥がしたら予想してたよりみっともない感じになったので、慌ててダイソーのリメイクシートを貼ってます。の途中の図です。
コンクリートっぽい色の壁に壁紙の裏紙が残っちゃってて取れない部分があったりと、下地の色がかなりまだらなのでちょっと濃い目の色のシートをチョイスしてます。
あと凸凹感も少しあるので、仕上がりに影響が出にくいよう折りたたみで打っている厚手の方のシートです。
貼り終わりました。
下の方のパイプがごちゃごちゃしてるあたりは貼りづらいので諦めましたw
シートとシートのジョイント部分の模様がズレたりしてちょっとおかしな感じになってます。
端をちょっと切ったり、柄をもうちょっと意識して貼ったらいいかもです。
あと折りたたみで打ってるシートを伸ばさないでそのまま使用したので折り目のところが押し付けても押し付けても若干浮いてきます(´・ω・`)
そんな状態なのでいずれ剥がれるのではと思っていましたが、ここ貼ってからそろそろ3ヶ月が経ちますが剥がれてくる気配もなく、シワの部分の浮いた感じもちょっと馴染んでわからなくなってきました。
感想
もっと残念な仕上がりになるかと思っていたのですが、やってよかったなと思っています。
今回キッチン上下の収納の扉を全部施工して掛かった費用は1080円(+失敗分216円)。
やってみてダメだったら剥がせばいいだけなので、興味があるなら試してみる価値はあると思いますよ。
※ただし、貼る面によっては一度貼ったシートを剥がすことによって塗装などが剥がれてしまう場合もありますのでご注意ください。
もっとかっこよくリメイクしたい方へ
3Mの商品で「ダイノック」というものがあります。
サンゲツだと「リアテック」。
他に「ベルビアン」(シーアイ化成)、「オルティノ」(アイカ工業)なんて名前の商品もあります。
これらは「化粧塩ビシート」と言われリフォームや改修工事等でよく使われていて、ホテルの内装改修なんかに行くとダイノック屋さんというそれを専門にしている職人さんがいたりします。
木目、メタル、単色、抽象柄、布、マット系、などなど、様々な模様のものがありますが、どれも本物に見えるどころか本物を超える美しさと完成度だったりします。
施工方法はシール状になっているシートを貼るだけですから今回の100均リメイクシートの使い方と変わりませんが、プロ並みの仕上がりを目指す場合は下地のパテ処理やプライマー処理の必要があります。
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