ジムニー(JB23-9型)のスパークプラグ
最近のスパークプラグは白金とかイリジウムとかで長寿命にできてるから10万キロくらいまでは無交換で大丈夫なはずだ。
って感じで無交換のままかれこれ9万キロも走ってしまったうちのジムニー(JB23-9型)ですが、ジムニーに新車装着されているのはDENSO:IXU22HPRというスズキ純正品番のプラグでこいつがなんと!長寿命でもなんでもない普通に2万キロ(軽自動車は1万キロ)で交換推奨のイリジウムプラグでした。
イリジウムにもいろいろあるのね(´Д`)
まーでも距離は目安なので、電極が極端に減っていたり、焼けすぎていたり汚れていたりしなければ問題はないようだし、始動性、加速、燃費など、特に悪くなった感じもなかったので問題なさそうな気もします。
先に感想
作業難易度は、カーナビ、カーオーディオの取付、交換ができる程度のスキルがあれば余裕でできると思います。
ただ、ナビやオーディオは途中で挫折しても車は動くしプロに助けを求めることができますが、
プラグ交換に失敗=エンジンかからない=不動
ってことなのでそういう意味でのハードルは高めでした。
心配していたプラグの電極の消耗はかなり激しく、説明書では電極のすき間を0.7~0.8mmに保ちましょうと書いてありますが、ちゃんと測ってないけど倍くらい?いやそれ以上?と感じるほど減ってました。
プラグの電極が減った状態で使い続けるとヤバい理由
プラグの電極が減った状態でプラグを交換せずに使い続けても走ることはできます。
ただし、プラグの上についているイグニッションコイルという部品に負担をかけることになります。
プラグは多少消耗してても走れるけど、イグニッションコイルが故障したら最終的にはエンジンがかからなくなります。そんでもって交換するとなると部品代が結構高くて、車種にもよるけど純正品なら1本1万円前後でジムニーは3気筒だから×3、お店にお願いした場合は工賃もかかりますのでなかなかでかい出費になります。
プラグは1本数百円~高くても2,000円前後、×3でもそれほど高くはないし、定期的に交換していればイグニッションコイルにかかる負担も減りますので
「出先でイグニッションコイル逝って動けなくなりレッカーを呼ぶ羽目になった(´Д`)」
というリスクを軽減することができます。
とはいえイグニッションコイルも消耗品なので、プラグ交換をしっかりしていれば絶対に壊れない!というわけではありませんのでご注意を。
スパークプラグの交換方法、注意点
https://bouzu-diary.com/car/jimny/plug/(外部サイト)
交換方法はぼうずさんのサイトを参考にさせていただきました。
この程度の手順ならノリでやっても何とかなるだろうと思っていたのですが、実際やってみてむむっ!となったのが以下の3点です。
インタークーラーの下のボルト
作業前。まずインタークーラーの上のカバーを外して、
次にインタークーラー本体を外すのですが、見える範囲でそれっぽいところを外してもなぜか外れず。
犯人はこいつでした。
ってかこれ、ぼうずさんのサイトにちゃんと書いてあるんですけどね(-。-)y-゜゜゜
無事に外れました。
一番奥のイグニッションコイルが抜けない
手前と真ん中のイグニッションコイルは難なく抜けるのですが、奥のだけ上に変な金具があってどうにも抜くことができません。
何とかならないか試行錯誤しましたが無理です!
横着してはいけません。邪魔な金具を外しましょう。
外すというか、完全に外さなくてもボルトが3本あるうちの裏側にある1本は緩めるだけでOKです。
ってかこれもぼうずさんのサイトに書いてあるんですけどね(-。-)y-゜゜゜
プラグソケットだけではプラグに届かない
今回一番言いたかったのはこれ!
イグニッションコイルを抜いたら穴の奥にプラグがあるのですが、それが想像していたよりかなり奥深くにあるのです。
今回はAmazonでプラグを購入したのですが、カートにポチッと入れたら「よく一緒に購入されている商品」のところにプラグソケットなるものが出ているではありませんか。
プラグレンチも買わなきゃなと思っていたところで、3/8のラチェットに付けて使えるものが出てきたので同時購入したのですが、このソケットだけではプラグに届きません(´Д`)
プラグソケットを使うにはエクステンションバーなるパーツが必要です。
私はたまたま持っていたので何とかなりましたが、なければ外したインタークーラーなどを全て元に戻してホムセンに走る羽目になるところでした。
外したプラグの状態
一番手前のプラグ。かなり減ってて隙間は新品の2倍くらいでしょうか?
真ん中のプラグ。同じく減ってますがなんか黒いぞ。
奥のプラグ。手前のと同じような感じです。
並べてみてもやっぱり真ん中のやつだけ黒いな。
気になったので知り合いの中古車屋に聞いてみたら、最初に着火する気筒はどうしても汚れやすくなっちゃうんですよね。みたいなことを言ってました。
今回使用したプラグなど
今回使用したのはNGKのフラッグシップ、RXプラグです。
軽自動車の場合通常のプラグだと1万キロで交換推奨ですが、こちらのプラグは6万キロまでOKです(普通車は12万キロ)。
これだけではプラグに届かなかったプラグソケット。16ミリです。
エクステンションバーがあれば問題ありません。
こういうタイプのプラグレンチだとこれだけで事足りますが、収納する際はスマートにいかないかも。
プラグソケットとエクステンションバーがセットになったものもありました。
セットというか一体型なので使ってる途中で外れる心配はないものの、エクステンションバーだけ他で使うというようなことができないので工具をいろいろ揃えたいなら別々のものを購入するのをおすすめします。
ジムニーDIYいろいろやってますので見てやってくださいm(_ _)m
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