壁にLANケーブルを通す
今までインターネットは全てWi-Fiを使っていましたが、仕事用のメインPCくらいはLANケーブルつなぎたいなーということで、1階のルーターから2階の仕事部屋まで壁の中にLANケーブルを通す工事をDIYでやってみました。
外す前に撮っておけばよかったんだけど、2階の部屋側にあった電話用?っぽいコンセントからアクセスを試みます。
コンセントカバーを外すと、CD管でもPF管でもない黒い可とう電線管が2本と、それぞれに針金が通してありました。
家のどこかに配線が集まっている場所があってそこにつながっているのかもしれないし、1階の電話線があるあたりにつながってるのかもしれないし、よくわからないのでとりあえず通線ワイヤーなるものを購入して入れてみました。
通線ワイヤーは長めのものを買った方がいい
針金通ってるからそれを利用すれば通線ワイヤーはいらなかったのかもしれませんが、どことどこがつながってるのか全くわからないし手伝ってくれるような助手もいなかったので買っちゃいました。
2階のコンセントから1階のルーターがあるところまで、多分10mで足りると思うけどギリギリ足りなかったりしたら困るので念のため15mを購入。
結果10mでは全然足りない感じだったので長めのものを買っておいてよかったです。
2階から通してきた通線ワイヤーはドンピシャの位置に出てきましたヽ(o゚ω゚o)ノ
コネクタは通らなかった
LANケーブルを通して両方の壁にLANコンセント(ジャック)をつけてやればいいんだろうけど、部材を買ったり工具を買ったりするのがちょっと面倒だったので普通に売ってる両端にコネクタのついたLANケーブルを通してそのまま使っちゃう作戦にしました。
LANケーブルと通線ワイヤーをビニールテープでつなぐのですが、ケーブルがベタベタになったら困るのでラップを巻いてみたりして、準備ができたら2階から引っ張っ、
引っ張っ、、
全然通らないじゃないか(´Д`)
この壁内の黒い管は見た目より中が細いらしく、コネクタを付けたままのLANケーブルを通すのは不可能ということが判明。
むう。
片側だけLANコンセントを付けてみる
こちらは2階でございます。
ケーブルがスムーズに通るようにシリコンスプレーも買ってきました。
余裕で通せる太さのケーブルでもCD管が複雑に曲がっていたりするとなかなかスムーズに引っ張れません。
無理に引っ張って断線とかしたらやり直しになってしますし、一家に1本あればかなり便利に使えますので用意することをおすすめします。
ケーブルの片側だけコネクタをバツっと切断し、通線ワイヤーに固定して引っ張ると、
1階のルーターのある位置まで通りました。
パナソニックぐっとす情報モジュラジャックLAN表示付 CAT6
LANケーブルの切断した側にパナソニック製の「ぐっとす」というモジュラージャックを付けます。
専用工具がなくても簡単にLANコンセントが作れるらしい。
Amazonから届いた商品はこんな感じ。
パッケージもクソもなし!
説明書もなし!
正面。カテ6までOK。
上から。MADE IN JAPAN
裏側。
下側。この紫のカバー?を外してケーブルを接続するっぽい。
LANケーブルの皮をむいて、中央の十字介材を切っちゃいます。
AかBか
後は書いてある色と同じ配線をそこに挟めていけば、、
って青と茶色はいいんだけど、緑とオレンジの線がパターンが2種類あるぞ。
AかBか。
調べてみると、Aがストレート配線、Bがクロス配線らしい。
どっちだよw
わからないのでAにしてみましたが、問題なく使えているので正解だったようです。
はみ出た線は切断するのですが、線同士が当たってしまうとショートしてしまいますのでそうならないようになるべくギリギリでカットします。
完成!
元々電話のモジュラージャックがあったのでそれを外してLANのジャックに変更しました。
なんかちょっと、コンセントカバーと面が合ってなくてかっこ悪いけど、ここは電話台で隠れて普段は見えないのでこれでよしとします。
2階はこうなりました。
長めにケーブルを出してあるので支障はないと思いますが、どうしても足りなくなったらこちらにもLANコンセントを付けてしまえば問題ありません。
一応テスト
最後にLANケーブルテスターで問題なく接続できているか確認したら任務完了です。
感想
自作用のケーブル買って、
かしめ工具買って、
コネクタ(LANケーブル用プラグ)買って、
自分の思うようにいろいろ作ってみるのもいいですが、今回のように市販品を活かしつつ必要最低限でやるのもひとつの方法です。
通る予定だったものが通らなかったり、思ってたより苦戦しましたが技術的にそれほど難しいことはありませんし、業者に頼めばうん万円コースになると思うで興味があるなら自作おすすめです!
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