おいしい目玉焼きを食べるために
たかが目玉焼き。
されど目玉焼き。
鉄で焼いたら全然おいしさが違うっていうから試しにスキレットで焼いてみました。
いい感じにコゲが香ばしくてうまい!
これがメイラード反応ってやつだな。
メイラード反応とは
メイラード反応はきちんと説明すると長くなるのでやめときますが簡単に言うと、
・ステーキの程よいコゲ。
・トンカツのこんがりしたキツネ色。
・てりやきのタレ。
・プリンのカラメル。
などなど。
どれも焦がし過ぎたらアウトだけど、ちょうど良くやれば非常においしいものになります。
テフロン加工のような表面加工してあるフライパンだとあまり高温にできませんが、鉄のフライパンだと予熱の時点で煙が出るくらい熱しても全く問題ありませんので、メイラード反応を狙った調理が可能です。
鉄のフライパンは業務用がおすすめ
今回購入したのがこちらのフライパンです。
業務用なので一般向けより若干厚みがあるので熱がむらなく伝わり、温度を保つのにも優れています。
コーティングを剥がす
新品ヽ(o゚ω゚o)ノ
ってかこれ、なんか塗装っていうかコーティングみたいのかかってないか?
洗ってみても怪しい水弾き具合。
調べてみると、食品衛生法の関係で鉄丸出しでは販売できないんだそうで。
なので初回にガッツリ空焚きして塗装を焼き切ってから使うようです。
で、やってみたのですが全然塗装皮膜が落ちてる感じがしない。
ちょっと調べてみるとこのフライパンの塗装(透明シリコン焼付塗装)は焼いたくらいでは取れない皮膜なので金タワシや紙やすり等でがっつり研磨した方がいいみたいな書き込みがありました。
とりあえずボンスターという金タワシで磨いてみます。
うーん、かなりこすったんだけど、
落ちた!
鉄が出た!
って感じには見えないんだよなー。
更にクレンザーも使って磨いてみる。
合計30分くらい磨いたような気がしますが、こんなもんでいいのかわかりませんが一旦終了。
くっついて困ってる人へ
野菜くずを炒めて慣らす
野菜ならなんでもいいようですが、私のおすすめはキャベツです。
・くっつきずらい
・焼いてるとめっちゃいいにおいする
・効果が高い気がする
最後のは感覚でしかないのですが、ヨコザワテッパンの慣らしの時もキャベツを炒めると次回からバッチリくっつかなくなったのでキャベツを信じています。
洗剤、金タワシを使わない
使えば使うほどくっつきにくくなる鉄のフライパンですが、洗剤や金タワシを使うと一撃でリセットされてしまい、最初の慣らしからやり直しになってしまいます。
水(できればお湯)で流しながら亀の子たわしでこすって流す。
これで十分きれになります。
そんで水を弾くくらいオイリーな感じが残っていたら、軽く火にかけて乾燥させたらそのまま保管してます。
油っ気が足りない!と思ったら油を塗ってもいいかもしれませんが、なるべく薄くにしておきましょう。
野菜くずを炒めてる状況を撮るのわすれてしまい、いきなり慣らし終了状況。
なんか変なシミみたいになってしまったけど、、
でもその後何度が使ってみたけど油を引いてしっかり熱してやれば全くくっつかなかったので良しとします。
感想 目玉焼きは奥が深い
油を引いて、煙が出はじめるくらい(うちのガスコンロだとセンサー作動して勝手に弱火になっちゃうくらい)まで強火でしっかり予熱して、卵を落としたら中火へ。
白身完成!と思ったら弱火へ。
フタはしません。
黄身は半熟で!
って言う人結構多いと思うんだけど(私もそうなんだけど)、いい感じに見えても黄身に全然熱が通ってなくて、黄身を割ったらドバーーーっと全部流出してしまうパターンあるじゃないですか。
あれは半熟じゃなく生。焼き足りない。
味は生なんだけど割っても流出しない絶妙なタイミングがあるので、何度か試して自分で見極めるしかありません。
味付けはトリュフ塩で
味付けは塩コショウ、しょうゆ、ソース、ケチャップなどなど、いろいろあると思いますが私のおすすめはトリュフ塩です。
トリュフ塩もいろいろ試しましたがこれが一番香りが良い。でも香りが弱い。
においの強いものに使うなら別なのをおすすめしますが、目玉焼きのようなシンプルな料理にはこれがベストマッチです。
目玉焼きって結構奥が深いですよ。
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