はじめに
丸山モリブデンを入れてしばらくしたらエンジンオイルが漏れた。
これは私の身に起きた事実ではあるものの、
添加したことが原因で漏れたのか、
たまたまそのタイミングで漏れただけで使ってなくても漏れたのか、
直接的な因果関係があるのかどうかはわかりませんのでその点ご了承ください。
エスティマの状態
トヨタ エスティマ 型式:GSR55W(4WD) 排気量:3500 ミッション:6AT
初年度登録:平成19年(2007年)1月
95,000キロで購入し現在125,000キロ位。
同じ型式のエスティマを2台乗り継いているのですが、初代と比べて今乗ってる2代目はオイル交換等のメンテナンスがきちんとされていなかったようで、
エンジン音は大きいし、
フィラーから見える範囲のエンジン内部も汚いし、
エンジンの外側のオイルにじみも多めだったりとあまり状態が良くありません。
丸山モリブデン添加
今YouTubeで話題の丸山モリブデン(京阪商会レシピ)を購入しました。
販売元の社長が乗っている昭和47年式、56万キロのクジラクラウンが1度もオーバーホールもせず元気に走っている秘訣がこの丸山モリブデンです!
って言われるとうちのボロエスティマにもこれを使えばまだまだがんばってくれるんじゃないかと淡い期待を抱くわけでございまして。
この手の商品には賛否両論あるのはわかってますしどちらの言い分も理解できますが、自分で使ってみないことには良いも悪いもわからないのでとりあえず使ってみます。
1回目
添加量はエンジンオイルに対し5%で、缶入りが250mlでオイル量6Lまでに使用。
150mlの方はオイル量3L以下用。こっちはジムニーに使いました。
中身は限りなく黒に近いグレーというか、ガンメタみたいな色でした。
オイルに混ぜても真っ黒です。
エレメントも同時交換だと6.1リットルとなっていますので、250ml缶を1本入れたら大体ちょうどいい感じです。
アイドリングはマジで下がる
アイドリングの既定値は650rpmなのですが、私のエスティマはエアコンオフで暖機済みでも常に750rpm位のところを指していました。
なんか無駄に燃料食ってるみたいで嫌だなーと思っていたのですが、丸山モリブデンを入れるとアイドリングが下がるという噂が結構あったので検証してみた結果、
下がりました。
どういう仕組みでそうなったかわからんけど丸山モリブデンすごいな。
アイドリングなんて調整またはECUが勝手に既定値にするものなんだから添加剤なんかでどうこうなるもんじゃねーよという書き込み、クチコミをいくつか見ましたが、訂正と謝罪をしてください。
下がりますからw
ちなみにジムニーは元々既定値通りのアイドリングで、添加後も変化はありませんでした。
加速がマイルドになった
実際に乗ってみた感想は、加速がヌルっとマイルドになった感じです。
280馬力もあるエンジンなのでアクセルをラフに踏み込むと自分が思ってるよりガツンと加速しちゃうことがあるんだけど(いつもと違う靴履いた時とか特に)、そういうことがなくなり乗りやすくなりました。
悪く言えばレスポンスが悪くなったとも言えますが、普通の街乗りならちょっと押さえつけられてるくらいの方が乗りやすかったりします。
燃費
燃費は常に計測しているので去年の同じ時期と比較ができるのですが、
去年の夏の平均燃費 9.42km/L
今年の夏の平均燃費 8.75km/L
長距離、街乗り比率なんかもほぼ同じくらいだと思うのですが、丸山モリブデン使っていた今年の夏はこんなに燃費が落ちました。
長距離運転で、今までの経験上この乗り方なら少なくとも2桁は行くし何ならリッター12キロ近く走ってもおかしくないって場面で街乗り位の燃費になっちゃうんですよ。
タイヤも同じだし空気圧も常にチェックしてるし、他に考えられる要因がないんだよな。。
初回添加時の持続効果は5,000キロと書かれていたので5,000キロを過ぎたところでオイル交換しました。初回はエレメントも交換するようにとのことなので同時交換してます。
2回目
良い点も悪い点もあった丸山モリブデンですが、継続して使ってみることにしました。
ベースのエンジンオイルは1回目と同じGRの0W-30です。
こんな高級オイルに余計なもん混ぜるんじゃねーよ!と思ってる方いらっしゃるんじゃないかと思いますが、今記事を書いてる時点での私も同意でございます。
2回目は燃費が多少良くなりましたがそれはエアコンを多用する時期が過ぎたからだと思います。
燃料に添加するタイプの丸山モリブデンも使ってみました。
燃費もフィーリングも全く変わらず、何かしらの効果が体感できるタイプのものではないようです。
別件ですが、たまたまリアデフからのオイル漏れを発見したので駐車場の地面をマジマジと見ているとちょうどエンジンの下あたりにもオイルが垂れたような形跡を発見。
(´Д`)
オイル漏れ発生
エスティマのV6エンジンはボンネット側から見て手前に3発、奥に3発って感じで並んでいるのですが今回オイルが漏れていたのは奥側の左側(運転席側)の上の方で、下からのぞくとあちこちに垂れてきているので場所の特定はできませんでした。
2GR オイル漏れ 上の方 とか検索してみるとVVT-iのホースに亀裂が入ってオイルが漏れるかもしれないから交換するというサービスキャンペーンを発見。
これうちの車は対策品に交換してあるはずだけど、でも位置的にありえなくもない感じではあります。
原因はオイルパイプのガスケット不良でした
自分では対処できそうもないのでディーラーへ行ってみると、エンジンオイルを下から上に送るパイプがあって、上側の付け根の部分から漏れてることがわかりました。
そこのガスケット交換すれば大丈夫です。
ってことで、大事ではなくホッとしました。
こないだエンジン下ろして整備したばっかなのにまた下ろすから30万円とか言われたらどうしようかと思ったぞw
修理費用は端数カットして5,500円にしてくれました。
・質問1 考えられる原因はありますか?
交換したガスケットはアルミ製なんですが、劣化なのか振動等の影響なのかはっきりとした原因はわかりません。
今回は奥側で漏れたけど手前側にも同じパイプがあるので、もしかするといずれそっちも漏れるかもしれません。
・質問2 あるあるですか?レアケースですか?
3.5リットルのエスティマ自体そもそも少ないのでエスティマでは珍しい感じがしますが、同じエンジン(2GR)積んでるクラウンでは結構あるあるの故障です。
ってことなので、丸山モリブデンを入れたから漏れたわけではなさそうな気がしつつも、エンジンのオイルにじみが急にひどくなったことに気付いたのでまだ3,000キロ位しか走ってませんがビビってオイル交換しました。
真ん中の赤い部分の周りとか、前はフチの5ミリくらいのにじみだった気がするんだけどあっちもこっちもにじみの範囲がここ最近急激に大きくなった気がします。
抜いたオイルを見て驚愕する
エレメントはメルカリ等で安くまとめ買いしているので毎回交換しています。
エンジンカバーのトヨタマークどこ行った(´・ω・`)
ジムニー:3000キロしか走ってないのに既に墨汁やんけ
エスティマ:8000キロも走ったのに新品みたいな色だな
エンジンオイルを抜く時にいつもこんな印象を受けるのですが、今回抜いたエスティマのオイルはドレンから出てきた瞬間何だこの色はと思いました。
水に浸かってやらかした時のデフオイルみたいな色だ。
まるでコーヒー牛乳。
エンジンオイルがこんな色になったのはじめてです。
エンジン内部の汚れが取れて茶色っぽくなったり黒っぽくなったりするのはわかるんだけど、茶色っぽくてかつ乳化したような白濁感がすごい。
何でこんなことになってしまったのか、丸山モリブデンが関係あるのかどうかはわかりませんがこのような結果となりました。
これから更にオイルにじみとか、漏れなんかも覚悟しなければならない多走行車なので何だか良くわからないケミカルには頼らず、今後はワコーズ一筋で行こうと思います。
ってことで、漏れ予防にこれ入れておきました。
オイル交換後、現在の燃費計は10.7km/Lと表示されています。
街乗り(と言っても田舎の街乗り)でこんなに燃費が良いのははじめてです。
もしかしてエンジン内に定着したモリブデンがいい仕事してたりするのかな?
今回からオイルをこの粘度指数モンスターに変更したのでそのせいかもしれません。
真相は謎ですが、丸山モリブデンの効果は使用後1万キロ位続くようなのでその頃にガクンと燃費が落ちたりしたら「丸山モリブデンのおかげだったかも!」という記事を書こうと思います。
エスティマDIYいろいろやってますので見てやってくださいm(_ _)m
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