エスティマのATF交換
多走行(もうちょいで13万キロ)のエスティマ(GSR55W 6AT)のATF交換、やっちゃっていいの?と悩み、
今回は数回ATF交換して最後に油量調整までやってみます。
上抜きは無理
オイルパンの構造上下抜きではオーバーフローチューブを外してもATFが結構残るということがわかり、もしかすると上抜きの方がいいんじゃね?と思って今回チャレンジしてみました。
使用するのは通称「コロ助オイルチェンジャー」の最新版、上抜き名人ちぇんじくんです。
我が家ではXVとエスティマのオイル交換で使用していましたが、先代のは壊れてしまったのでこれは2代目です。
前のモデルはちょんまげ(上に付けるポンプ)が外れやすくて使いづらかったのですが、これはちょんまげがネジ式になり使いやすくなりました。
オイルを抜く(吸う)ノズルの先っぽが新品なのにボロボロやんけ!というレビューがあったので念の為確認してみましたがうちのは大丈夫でした。
ATFのフィラーを外していざ上抜き!の予定が、
むー、
入りません(´Д`)
フィラーのところの奥行きがなく、ガクンと直角に下に落ちていく感じなのでどうやっても無理でした。
もし仮にここが通過できたとしても、レベルゲージから入れるのと違って中でどこに当たるかわからず、最悪ミッションを壊す可能性があるのでご注意ください。
結局また下抜き
せっかくタイヤ外してフィラーも開けたので、せっかくだから下抜きで交換することにしたのですが、
オーバーフローチューブを外しても1リットル弱しか抜けませんでした。
前回は1.7リットル位抜けたんだけどな。
思い当たる節は、、勾配か。
前回はフロント全部ジャッキアップして抜いたけど今回はオイルパンのある助手席側のみ上げているので抜けづらい勾配になってるっぽい。
でも今からまたタイヤ戻してジャッキアップし直してとか面倒なのでこのまま作業を続けます。
・ATF下抜きする(オーバーフローチューブも外して約1L抜けた)
・ATF補充する(今回は最終調整するので多めに1.5L入れる)
・エンジンかけDに入れたりバックに入れたりしてATFが循環していることを祈る(数分)
・ATF下抜きする(量は計っていない)
・ATF補充する(1.5L)
・エンジン掛けてATF循環作業(本当はちょっと走ってくればいいんだけどタイヤ戻すの面倒)
・ATF下抜きする
・ATF補充する(1.5L)
こんな感じで1.5L×3回交換しました。
ATFの油量調整
【追記】
この時ははじめてのレベル調整で、ちゃんと理解してなかったり間違ったりしています。
最新版の手順はこちらでご確認ください。
うちのエスティマにはATFのレベルゲージがなく、油量の調節は、
・水平な場所に車を置く
・油温検出モードに切り替える
・適温(40~45度)になったらドレンボルトを外し、ポタポタ状態になるまでオイルを抜く(オーバーフローチューブ付け忘れないように)。
こんな感じ。
適温でドレン外してオイルが全く出なかったらATFが足りないので足すのですが、そうなっちゃうとダルいのであらかじめちょっと多めに入れておいた方が楽です。
油温検出モードに切り替える
水平な場所と言われても水はけの問題で家庭の駐車場には前後の勾配があるし、道路には左右の勾配があるのでなかなか難しいよなーと思いつつ、はじめます。
まずはエンジンを掛ける。
エアコンをオフにする。
エンジンを切る。
SST(純正品番09843-18040)を使ってOBDの4番と13番をショートさせる。
SSTなんて持ってないので家にあった配線コードを10センチ位に切って両端の被覆を5ミリ位剥いて作りました。
銅線はバラけると使いづらいにでネジっておきましょう。
OBDの場所はここ。左の白いカプラーがそれです。
ってかこんなむき出しになってるもの?カバーがどっかいっちゃってるのかな。
これの上の段の左から4番目と、下の段の右から4番目にさっきの配線を差し込んでエンジンを掛けます。
成功するとメーター内の警告灯達がピカピカと点滅しはじめます。
何だこのディズニーランド状態は!と思ったら成功です。
P→R→N→Dとゆっくり操作した後Pに戻します。
この操作で苦戦しました。
D→N→D→N→D→N→D→N これを6秒以上かけてやる。かつ、ひとつの操作は1.5秒以内。
という風に勘違いをしていたため何度やっても油温検出モードに入れず、エンジンを切ってまた最初からを繰り返しました。
D→N→D→N→D→N→D→N の回数は何回やっても大丈夫で、1.5秒以内であれば何回やっても大丈夫なので6秒以上続けなさいというのが正解でした。
やっと謎が解けてメータインジケータランプ「D」が2秒点灯したのが確認でき、よっしゃーやっとこれで油温検出モードじゃー!と思ったら、消灯するはずの「D」が消えないではありませんか。
油温が低い → D消灯
調整適正温度 → D点灯
油温高すぎ → D点滅
油温の低い状態からはじめて(D消灯状態)、適温になったらDが点灯するはずが検知モードに入れるのに苦戦しすぎて何度も何度もエンジン掛けてるうちに油温が温まってしまったようですでに調整温度になってしまったっぽい。
あわててエンジンを切り外に出てドレンを開けた際に手に付いたATFはお風呂位の温度に感じたので恐らく適正温度になっていると思いますが、この時抜けたATFの量を後で計ってみるとなんと!
1.2リットル。。
若干多めに(抜いた量より0.5L多く)入れたのは入れたんだけどそれにしても多くね?
なんか間違った?
あ、もしかしてエンジン切ったのが良くなかった?
シフトレバーがPの時にATFが循環してるのかどうかわからないけど、もししてるんだとしたらエンジン掛けた状態と切った状態じゃ多少差が出るかもしれん。
正規の手順でオイル量調整してスッキリする予定が逆にモヤモヤするという自体にw
まーでも手順がわかって次はスムーズにできそうなので、根雪になる前に時間が取れたらもう1回やってみようと思います。
抜いたATFの色
左から、最初に抜いたATF、1.7L交換後のATF、2.9L交換後のATF、今回1.5L×3回交換した後のATF。
計9L位交換したのですが、見た感じではどれも真っ黒で違いがわかりません。
寝かしたところで一緒でした。
あれ?でも下の方が、、
左が一番最初ので、右が最後に油量調整で抜いた分です。
よく見ると下の方が左のは真っ黒だけど右のは若干赤いのがわかります。
いくらか透明感が出てきているようです。
続きはこちら。
エスティマDIYいろいろやってますので見てやってくださいm(_ _)m
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