20アルファード ドライブレコーダー選び
保証期間で選ぶ
コムテック、ユピテル、セルスターの保証期間が3年で、他は1年のところが多いです。
真夏の炎天下では駐車中の車内温度は70度を超え、ドラレコのような電子機器には過酷な環境なので保証が長いのはポイント高いです。
保険会社のドラレコ
東京海上日動、損保ジャパン、三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保にドライブレコーダー貸し出し型の特約プランがあります。
月々850円程レンタル費用がかかりますが、ドラレコ自体に通信機能を有しているので事故の際の事故受付センターへの自動通知、事故映像の自動送信、安否確認やロードサービスの手配まで全てドラレコで完結します。
保険屋のドラレコは長く使うなら損だという意見が多いようですが、リース的な使い方だから自然故障したら無償で交換してくれるんだろうし、事故の際の便利機能に魅力を感じるなら全然アリな選択だと思います。
リアスモークフィルム対応
納車されるまで気付いてませんでしたが、私のアルファードにはプライバシーガラスの上からスモークフィルムが貼ってあって後ろが暗いです。
リアカメラスモークガラス対応となっているのはケンウッドだけなのでこりゃケンウッド一択だなと思っていたのですが、YouTubeでこの「リアスモークシースルー機能」を検証している動画を見てケンウッドを買う必要はないなと思いました。
他とそれほど変わらなかったり、なんなら完全に劣っていたり、そんなんでリアスモーク対応とか書くなよとw
ミラー型は選ばない理由
見た目にスッキリ収まるのでミラー一体型を好む人もいると思いますが、このタイプは大事なことが欠如していると思っています。
抑止力です。
駐車場で車をこすってしまった際に、
・絶対逃げる人
・絶対逃げない人
・できれば逃げたいけど状況による人
おおまかに分けてこの3種類だと思いますが、「状況による人」に対してミラー型はパッと見ドラレコに見えないので当て逃げへの抑止力が弱いのではと思いました。
あと車から降りてきてイチャモンつけてくるやつとか、
殴りかかってくるやつとか、
ガラケーで撮ってくるやつとか、
BB弾で撃ってくるやつとか、
前車からバックミラーで見た時にミラー型でない普通のドラレコなら付いているのがはっきり確認できるので、頭おかしいやつの怒りをギリギリのところで抑制できる可能性があります。
売れてるやつが正解です
「迷ったら、売れてるやつが正解です。」
すごい昔にヨドバシカメラの店員さんから言われた言葉。
性能や特定の機能など、何かこだわりがあってこれだと思う機種があればそれを買えばいいけど、特にない場合は売れてるやつを買っておけば間違いありません。
価格.comのドライブレコーダー人気売れ筋ランキングによるとKENWOODのDRV-MR450が1位。
コムテックZDR035が2位。
パイオニアVREC-DH300Dが3位。
※記事書いた日現在のランキングです。
前後2カメラ、お求めやすい価格(2万円前後)、クチコミも悪くないという三拍子揃ったモデルが上位を占めていて、どれを買っても大失敗はないでしょう。
私は保証を重視して2位のコムテックZDR035を選びました。
DIY取り付けのコツと注意点
20アルファードへの前後2カメラドラレコの基本的な取り付け方法はこちらのサイトがわかりやすくて参考になりました(外部サイト)。
アクセサリー電源の取り方
純正の電源コードもありますが、今回はちょっとでも安くってことで付属の電源ソケットをそのまま使えるタイプのものを使用します。
エーモン 電源ソケット プラグロックタイプ
中身はこんな感じ。
電源はヒューズから取るか配線から取るかで悩みましたが、シガーソケット裏へのアクセスが簡単なのでそこからエレクトロタップ(配線分岐コネクター)を使ってACC電源を取ります。
シガー裏のコネクタの間に挟める形で設置できるUSBポートが付けてあったのでその配線からプラスとマイナス両方分岐しました。
これだと車両側の線を痛めることなく電源の確保ができます。
シフト裏で電源を取ってグローブボックス側まで引っ張りました。
これちょっと罠があって、奥まで差さったと思わせておいて実は入りきっておらず、中間チェックで電源が入らなくて焦りましたので気をつけましょう。
電源ソケットとドラレコ側の配線の余った分はグローブボクスの左側に収めました。
難関リアカメラ配線の蛇腹の通し方のコツ
リアゲートの上の内張りを外します。
引っ張れば外れるタイプですので、必要なのはきっかけを作るための内張り剥がしとハンドパワーです。
蛇腹が2つあります。左でやってる方もいましたが私は右から行きました。
どっちを使っても大丈夫です。
叫びたくなるくらい苦戦する覚悟をしていましたが、配線通しの代わりにコード束ねてたやつを使うという横着スタイルでサクッと通すことができました。
簡単に通すコツはシリコンスプレーを使うこと!
蛇腹の中にブシュッとやっちゃってください。
CRC(556)を使ってる人もいるようですが、556には溶剤が入っていてゴムやビニールには悪影響がありますので(公式でも短時間なら大丈夫だけど拭き取るようにと書いてあります)避けた方が無難です。
シリコンスプレーのツルっとヌルっとした感じで蛇腹の中を楽に通すことができました。
配線通しで引っ張るのは補助的な感じで、L字端子の部分を蛇腹越しに少しずつ送っていくのをメインな感じで通していくとすんなりいくと思います。
カメラの固定は両面テープをガラスに貼りたかったのですが、スモークフィルムが貼られていたので内張りに変更しました。
ワイパーで拭き取ってくれる部分にセットします。
もうちょい真ん中に寄せたいところですが、広角レンズなのであまりギリギリすぎると汚れで見えなくなってしまうのでこの位置にしました。
中から見るとこんな感じです。
フロントカメラの位置
他の車種ならそれほど悩むことではないのですが、20アルファードはミラー裏のちょうどドラレコを設置したい部分に日除けの黒いポツポツくんがあります。
カメラ(ドラレコ本体)の位置を上げるとポツポツくんばかり映ってしまうし、下げると運転者の視界に入る部分が多くなってしまうし、って感じで悩んで試行錯誤してみましたが結局この位置になりました。
ポツポツくんに両面テープを貼っても大丈夫です。
ポツポツくんがギリギリ映らない位置を何度も確認してから固定しましたが、後でパソコンで確認したら上の左右の角にケラレのような感じで映っていました。
(´Д`)
でもね、これ下げると今度はダッシュボードの映り込みが多くなるだけでどう調整してもうまいこと行かないと気付いたので、あまりシビアにやる必要はないのかなと思っています。
運転席からの視界。
ドラレコの下部がちょっと見えてるけどいずれ慣れるでしょう。
純正ルームミラーだとこんな感じです。
今回使ったもの
ドラレコはコムテックZDR035。
電源の確保はエーモン 電源ソケット プラグロックタイプと、
エーモン配線コネクター。
リアゲートの内張り剥がしにはオレンジのやつを、リアカメラの配線を隠しながら通してくるのに黄色い2本セットを。
場所によってはコードを入れづらい部分もあるので黄色の2本セットは特に重宝しました。
シリコンスプレーは配線の蛇腹通しだけじゃなく、20アルファードの持病ウェザーストリップのガビガビ音対策にも使えます。
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