20アルファード 鹿避け笛を取り付ける
夜間に道北や道東などのエゾシカの多い地域を車で走っているとエゾシカにヒヤッとさせられることが結構あります。
デカいオスのエゾシカなんかに直撃したら修理代も半端じゃないし最悪廃車もありえます。
それより何より何が一番怖いって山間部の鹿がうじゃうじゃいるようなところは携帯電話が圏外だったりするんですよね。
だましだましでも走行できればいいんだけど、携帯も繋がらないところで自走不能になるとか想像しただけで恐ろしいです。
最近ではレンタカー会社も事故予防に効果があるということで積極的に装着しているようなので自分の車にも付けることにしました。
鹿避け笛の効果
鹿笛、動物避け、野生動物衝突回避、動物警笛、衝突防止、ディアワーニング、などなど、いろんな呼び名でたくさんの商品が発売されていますが、動物にしか聞こえない音、超音波を発生させて何か聞こえる、何かが近付いて来ていると動物に認識させるという仕組みはどれも一緒です。
鹿避けって名前ですが避ける効果があるわけではなく、「動けなくする」が正解です。
鹿密度の濃い地域だとあるあるな事ですが、夜中に道路の真ん中に鹿の群れがうじゃーっといることがあるんですよ。
50頭くらいいます?って感じの鹿の群れが道路を塞ぐようにうじゃうじゃと。
あれがカーブの途中で急に現れたりするともう急ブレーキを踏むしかないのですが、ああいう鹿の群れが避けてくれるって商品ではないようです。
じゃーどういうのに効果があるんだよ!ってなると思いますが、鹿の接触事故は大抵直前の飛び出しです。
ぶつかる瞬間を1度だけ見たことがありますが、私の前を走っていたハリアーが道路横の藪から飛び出して来た鹿と接触しました。
あれは避けれないですよ。
ハリアーの運転手さんもよそ見してたわけでもボケっとしてたわけでもないと思います。
車が鹿にぶつかったって感じじゃなくて、鹿が車に突っ込んでったって感じでした。
このパターンが防げるだけでもかなり意味はあるんじゃないかと思っています。
鹿避け笛の選び方
商品レビューを見ていると、
「鹿が全く避けなかった。効果なし。☆1」
みたいなのが結構あってそれで全体的な評価が下がっている商品がありますが、前記したとおりそういう効果があるわけではないのでそこはあまり参考にしなくていいです。
安いものだと1個あたり100円台で買える商品もあります。そんな安いので本当に効果があるのか?と勘ぐりだすとキリがないので今回は、
・速度何キロ以上で効果が出るか、どのくらいの距離まで効果が届くのか明確な記載がある。
・第三者機関で実証実験済み。
この2点が決め手でこちらの商品になりました。
動物よけ警笛 EDO-STA(エドスタ)ES-101
オーストリア製
速度約50kmから、前方約400mの範囲に効果があります。
北海道科学大学による実証実験でこの警笛の超音波にエゾシカが反応することが実証されています。
パッケージはこんな感じ。
両面テープを取り付ける際はシリコンリムーバーで脱脂しましょう。
貫通型と非貫通型の警笛を一対として、車両走行時の風圧を取り込むことで、2種類の異なる音(超音波)を発生させます。20kHzの超音波で飛び出そうとする動物を怯えさせることなく立ち止まらせ、車両との衝突・接触事故を防止する目的としてオーストリアで開発されました。
人間にはほとんど聞こえず、動物をその場に立ち止まらせることで車両への衝突・接触リスクが軽減出来ます。
動物には無害。
絶対動物と衝突しないというわけではない。
類似品注意。
以上!
本体、ベース(土台)、鍵が各2個入ってます。
ここに鍵を差すと、
ベースから本体が外せます。
どういう時に外すの?付けっぱなしじゃだめなの?って思ったけど、両面テープが剥がれてしまう可能性がある洗車(高圧洗浄機や自動洗車機)の際や、穴に虫が詰まってしまい清掃したい場合なんかは取り外せた方が便利そうです。
取付位置で悩んだ結果
説明書にはナンバー下あたりのラジエーターに空気を送るための開口部あたりに設置しろとありますが、ベースの両面テープを全部貼れるだけの幅(奥行き)のある場所がありません。
グリルもダメ。グリルの中もダメ。
そういえばドアミラーのあたりに付けてる人もいたなと思ってなんとなくここに置いてみたけどこれではミラーの開閉に支障があります。
あんまり出っ張ったり目立ったりするのは嫌だしなー。
結局説明書の通りナンバー下のこの位置に設置しました。
この位置だと両面テープが全部貼れず1/4位が空中に。。
でも他に適切な場所はない。
かなり観察してかなり悩んだけどどうにも見つからない。
しょうがないので結局この位置で、そのままだと剥がれやすそうだったので斜めに結束バンドを掛けました。
反対から見るとこんな感じ。
これだと脱着機能がなくなってしまいますが、ガッチリ固定されているので洗車機でガンガン洗っても平気だし、どうしても外したくなったら結束バンドを切ればOKです。
私が付けたモデルのニューバージョンも発売されていました。
高さが低くなって安定し、国内製造(日本製)になったようです。

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