20アルファード リアショックアブソーバーDIY交換
現在125,000キロ超えの20アルファード。
ショックアブソーバーが抜けて乗り心地も悪いしカーブは踏ん張らないし若干オイルもにじんできたので交換することにしました。
フロントはサスペンションごと30アルファードのがポン付けできるという噂を聞いて新車外しの純正品をゲットしたので次回交換予定。
今回はリアのショックアブソーバー交換です。
純正か社外か
車高を変えずにショックのみ交換したいので純正形状で探した場合、選択肢に入ってくるのは以下の3点。
・トヨタ純正品(KYB製)
・KYB(カヤバ) ニューSRスペシャル
・TEIN(テイン) エンデュラプロ
以前ブリヂストン系列のカーショップでエスティマのショックを交換した際もこの3択で悩んだのですが、整備士の人いわく、
純正は一番耐久性があるけど値段がちょっと高い。
New SR SPECIALはちょっと固めだけど安く買えるしコスパ最強。
テインは車高調だと乗り心地も良いからおすすめするんだけど。。
と、こんな感じの評価だったのでその時はKYBの水色のやつ!を買いました。
純正品です。私のは4WD(AHN25W)なので純正品番は48530-80474。GGH25Wも共通です。
今回は純正を購入しました。
KYB New SR 4WD用の品番はNSF2090。
カチッとした乗り心地になるってことで、そういうの嫌いじゃないしこれと純正でかなり悩みました。
FF(AHN20W、GGH20W)の純正品番は48530-80473。
水色のやつのFF用の品番はNSF2089です。
DIY交換 手順と注意点
本来はリフトアップして行う作業ですが、今回はリフトアップもジャッキアップもせずカースロープを利用して行います。タイヤは外しません。
サイドブレーキを引いて輪止めをかければウマ(リジットラック)より恐怖心なく車の下に潜れるのでスロープで事足りる作業はこれを使うようにしています。
写真で見ると傷ひどいなw
サードシートを跳ね上げて、タイヤはここだな?ってところに出っ張りがあるのでそこのフタを外します。
ゴムキャップを外します。
17ミリのナット出現。
このまま緩めようとすると共回りするので6ミリの六角レンチを使ってナットを外します。
ロックナット → 再利用不可
座金 → 再利用
ゴムブッシュ → 交換した方が無難
下側を外していきます。
外側(タイヤ側)がナットで内側がボルトです。どっちも17ミリだったはず。
通常ナットの方を緩めたり締めたりしますが、回り止め処理されているナットなのでナット側を固定してボルトを回して外します。
新旧比較。
右のカバーは新品に交換するか迷いましたが再利用で問題なさそうでした。
購入する場合は純正品番が48341-28110でリヤスプリング バンパ NO.1という名称です。
11年12万5千キロも使ってると流石にブッシュの劣化が見た目にもわかります。
車内側のゴムブッシュは左が新品で右が古い方です。
古い方はパッと見で潰れているのがわかります。
ABSORBER ASSY 48530-80474
ロックナットとブッシュが同梱されています。
ゴムブッシュを付ける際はちゃんと穴にハマっているか、ボディーに乗り上げていないか確認してください。
締付トルク
下側のボルト・ナットは58N・mです。
上側(車内)の方は25N・mなんですが、六角レンチを付けたままではトルクレンチが使えないのでユニオンナットレンチというのを使って、
ユニオンナットレンチ(17mm)+トルクレンチL180mm使用時 T=21N・m
このくらいで締めなさいという指示です。
ユニオンナットレンチがわからなかったので検索してみるとそれっぽいのが「フレアナットレンチ」または「クローフットレンチ」という名前で売られていたので購入しました。
これなら六角レンチを使ったままカチッとできそうです。
感想
作業自体は比較的簡単な部類かと思います。
足回り=重要保安部品ってことで、自分の車を自分で整備する分には法的に問題ありませんが他人の車を触る場合は整備士免許が必要です。
工具は基本的なものが揃っていれば大丈夫です。
手トルク可能(手の感覚で大体これくらい!と指定の締付トルク位で締めれる)な方でしたらカニの爪も不要です。
交換後乗ってみた感想は、運転席からだと違いがあまりわかりませんが後部座席に乗ってる子供達に聞いてみると「言われてみれば段差の時とか前よりボヨンボヨンしない気がする」と言ってました。

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