20アルファード【DIY】トランスファーオイル交換
整備簿では無交換ってことになっているので恐らく1度も交換されていないであろうアルファードのトランスファーオイル。
現在13万5千キロ、最低でも20万キロ、できればそれ以上乗りたいと思っているので交換することにしました。
ちなみにリアデフは購入時に交換済みで、CVTフルードは自分で交換しました。
準備 使用したもの
ギアオイル
純正指定は85W-90 GL5 0.45L(参考値)です。
今回はワコーズのマルチグレードギアオイルを使用しました。
単価が高いのでジムニーなんかには使えませんが、アルファードはトランスファーにせよリアデフにせよほんのちょっとしか入りませんのでこれで済ませます。
工具 添加剤
オイルサクションガンは持っているのですがトランスファーのフィラーが奥まったところにあり、完全にリフトアップしなければ使用できないのでシリンジ(注射器)で地道にやることにしました。
前の車(エスティマ)で雪が積もってる時期にこれで同じ作業をやった時はオイルが固くて吸うのも出すのも大変でひどい目に合いましたが、今回は気温が10度位でしたがそれほど難儀しませんでした。
添加剤は何かしらの効果を期待しているわけではないのですが、たまたま使いかけのが余っていたので規定量入れました。
作業中に先端のチューブが抜けて大変なことになったので結束バンドを付けました。
最初から付けておけば髪にオイルが付くという最悪の事態は避けられたのに。。
10年以上1度も開けられていないフィラーとドレンはガチガチに固着してどうにも緩まずもう諦めようかと思ったところでラスペネ吹いたら笑っちゃうくらい簡単に緩みました。
フィラーもドレンも10ミリのヘキサゴン(六角)です。
10ミリのメガネ使います。長めのやつがおすすめ。
ラチェットは何でもいいですがコーケンのスイベルラチェットにしてから作業性が非常に良くなったのでおすすめしてます。
エクステンション使います。
持ってなければとりあえずSK11の3本セットがおすすめです。
パーツクリーナーは何でもいいので安いやつでOKです。
交換方法 作業手順
まずはジャッキアップしてウマ(リジットラック)を掛けてというのが一般的なやり方かと思いますが、タイヤを外す必要がない場合はスロープを使うことが多いです。
サイドブレーキ引いて後輪に輪留めをしてやればウマより恐怖感が軽減されます。
上がフィラーで下がドレンです。
先にフィラーから開けます(オイル抜いてからフィラー開かなかったら事件なので)。
狭くてラチェットは入らないので写真のように六角10ミリのコマに10ミリのメガネを組み合わせて使用します。
ドレンボルトにはマグネットが付いていて鉄粉たっぷりでした。
抜いたオイル。想像してたより黒かったです。
純正品番 12157-10010
ガスケット(パッキン)はフィラーもドレンも同じです。
ドレンボルトの締め付けトルクは39N・mだと思います(自信なし)。
注射器で何度も何度もオイルを入れ、溢れてきたらフィラーを締めて終了です。
フィラーボルトの締め付けトルクは39N・mです(これは整備書見たので自信あり)。
が、しかし、フィラーはトルクレンチが入らないので長さ182mmのメガネを介してトルクレンチを19N・mに設定するという方法でやるらしいのですが、面倒なので勘でやりました。
感想
メーカーが交換不要って言ってるのにやる意味って何?って思う人もいるかもしれませんが、油脂類はどうやったって汚れるし劣化もするし、長く乗りたいのであればやる意味はあると思います。
実際今回抜いたオイルも真っ黒だったし。
走行フィーリング等わかりやすい変化はありませんが、気分がスッキリします。←これが最大のメリットかもw
20万キロ超えた時に「30万キロ目指すぜ!」って思ったらもっかいやろうと思います。
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