北海道からフェリー旅行
はじめてのフェリーで車ごと関東方面へ家族旅行に行ってきました。
まとまりもとりとめもなく書いていきますので読みづらいかもしれませんが、田舎から東京方面へ旅行される方のなにかしらのヒントになればと思っています。
フェリーのメリット
安い
家族4人(大人2、中学生1、小学生1)+車1台(アルファード)で乗りました。
A期間(閑散期)にコンフォート(深夜便はカジュアルルーム)利用で
運転手 1人 3,300円
大人 1人 13,100円
中学生 1人 11,790円(学割で大人料金の1割引)
小学生 1人 6,550円
車 1台 29,700円
計 64,440円
どうみん割の適用期間だったので割引後の合計は 56,880円 でした。
往復で 113,760円 です。
連休に利用するので飛行機だったらLCC(格安航空会社)だとしても片道で10万円は超えるし、現地でレンタカーを借りたら更にお金がかかるのでどうやっても倍以上かかります。
荷物の量を気にしなくていい
旅行で大変なのがパッキング。
いかに荷物を減らしてコンパクトに、なんてことを車と一緒の船旅では考える必要がありません。
迷ったら持っていく。着替えも多めに積んでいく。
着替えなんてダンボールに入れてったってOKですよ。
その都度必要な分だけバッグに入れて持って行って、不要になった物(洗濯物など)は車に戻していけばホテルに泊まる際の荷物は少なくて済みます。
おみやげいっぱい買いたいけどキャリーバッグに収まる程度にしなければ。とか、
飛行機だからがさばるものは買えないなー。とか、
そういうことは一切考えなくて大丈夫。車に積める範囲なら好きなだけ持って帰れます。
フェリーのデメリット
時間がかかる
北海道から関東までだと飛行機なら乗ってる時間は1時間半程ですが、フェリーは丸1日かかります。
せっかちな人には向きません。
展望デッキから海や陸を眺めたり読書をしたり、のんびりと過ごす時間を「贅沢な時間」と捉えられるならありですが「無駄な時間」と感じるならやめておきましょう。
結構揺れる
行きも帰りも波の穏やかな日でしたが想像してたより揺れました。
幸いなことにうちの家族は全く乗り物酔いしないので平気でしたが酔いやすい人は大変なことになるかもしれません。
茨城県大洗から千葉県成田へ
当初の予定だと夕方便に乗って大洗に14時に着いたら浅草に直行して夕方からスカイツリー、ソラマチ周辺を観光する予定でしたが、避けられない用事が入ってしまったせいで深夜便に変更(スカイツリーの目の前のホテルもキャンセル)したため大洗に到着したのは20:30(大洗港の工事の都合で定刻より1時間遅れ)でした。
ってことでこの日は観光もクソもなく寝るだけです。
翌日は三鷹のジブリ美術館に行く予定なのでなるべく近くまで行っておきたかったのですが、東京で駐車場のある安宿ってのが全然見つからなかったので千葉の成田で1泊です。
高速道路や幹線道路は違和感なく走れましたが、成田ICで降りてからセブンイレブン経由でホテルマイステイズプレミア成田までの道程で「これ狭すぎないか?対向車来たらどうすんだ?ってかこれ車で入っていい道なのか?」という状況に遭遇。
北海道よりは道が狭いという覚悟はしてましたが想定以上です。
迷いや躊躇は捨てないとダメだな。
教訓。グーグルマップのナビを信じろ。
成田から三鷹へ 首都高渋滞はすごい
東京の高速道路は緊張する。
何が緊張するって出口やジャンクションをちょっと間違えたら軌道修正するのにかかる時間が途方もないのですよ。
その後の予定にかなり影響を及ぼすわけで。
目的地のジブリ美術館までは事前にグーグルマップで調べたら高速利用で約1時間半ってことだったんだけど当日ナビをセットすると到着まで約2時間半との表示が。
グーグルマップのナビはその時間帯の混雑状況も考慮して時間算出しているので調べる時に日時もちゃんと設定しておけば2時間半って出たんだろうけど、まさか1時間半が2時間半になるなんて北海道ではありえないもん。東京恐るべし。
北海道だとお盆や正月、GWでも高速で停止するほどの渋滞はまずありませんが東京では日常茶飯事のようで、前が詰まっているとハザードを点けて後続に合図を送っています。
こんなローカルルールがあるんだーと思っていたら途中の料金所のところの看板で「前が詰まってたらハザード点けろ」的なことが書いてありました。
公式ルールだったのか。
あと北海道の常識が通用しないなと思ったのが、
北海道は出口が絶対左側 → 右側出口もたまにある
分岐があってもまっすぐ行きたければどの車線からでも行ける → 左車線にいたらいつの間にか強制的に分岐路線に行かされた
そんな感じで行き先に合わせてどの車線を走ってくかが重要になるのですが、車線の間がオレンジ線で長いこと車線変更できない区間が続いたりするのでヒヤヒヤすることも多々あります。
1回走って知ってる道ならなんてことないんだろうけど、初見だと変な汗かきまくりです。
三鷹の森ジブリ美術館
予定より早めにホテルを出たので何とか予約時間の30分前に到着しました。
駐車場はありません に騙されないで
美術館敷地内外に専用の駐車場はありません。お車での来館はご遠慮ください。障害をお持ちのお客様で車をご利用の方は、事前にご相談ください。
って書いてあるから最寄りのコインパーキングとか必死に探したんだけどすぐ横に井の頭恩賜公園第二駐車場ってのがあるじゃないですか。
たしかに美術館専用ではないけどジブリ美術館だって井の頭公園の一部なんだからこういうのも横にありますくらい書いておけばいいのに。
第二駐車場は100台停めれる大型駐車場で、私が行った時は7割位の埋まり具合でした。
隣の野球場で試合があったりすると満車になる可能性もなきにしもあらずですが、近隣の小規模コインパーキングを探すくらいなら車が出るのを待ってた方が早い気がします。
ジブリ美術館は事前予約が必要です。
ネット予約してローチケ(ローソンのチケットアプリ)の電子チケットを購入しました。
予約時間の20分前に到着したらすでに並んでる人がいました。
入場5分前になると入口の前に案内されます。
この移動の隙に列に割り込む中国人が。
外は写真撮影OKですが施設内は写真撮影不可です。
屋上は施設外とみなされるようで撮影OKになってました。
感想 愛が足りなかった
当初は愛知のジブリパークに行く計画でしたが全ての施設が予約制で1回で全てを見るのは難しそうだったのと、YouTubeなどで見た感じそれほどおもしろそうには見えなかったので今回は名古屋方面ではなく富士山周辺観光にして途中でジブリ美術館を見ることになりました。
お客さんは欧米人の割合が思ってたより多く、館内は彼らの主張の強い香水のにおいが混ざり合ってすごいことになっており息子は具合が悪くなってました。
子供達が一番楽しみにしていたジブリグッズショップは事前に調べてお目当てにしてた物が売ってなかったり、友達にお土産買おうにも高すぎて買えなかったりで不発。
そしてただでさえ混んでるのに店員が多すぎて更に見づらい。客の通行の邪魔になってることにも気付かないでくっちゃべってんじゃねーよw
あと記憶に残ってるのは、、
コナン。名探偵じゃない方のコナンの展示コーナーみたいのがあったんだけどコナンをまだ見たことないんです。
まだ見てないのにただただネタバレしていくコーナーは避けようって思ったけど一度入ってしまうと抜けることも戻ることもできない激混み行列なのでしょうがなく展示物を見ます。
誰も口にはしませんが館内の混雑っぷりに家族全員「ちょっとした罰ゲーム感」を感じてたような気がします。
ジブリ映画は大体見たし家にはジブリグッズもある。
ものすごくジブリが好きってわけじゃないけど普通に好き。くらいな感じだとあまり感動はなく、混みすぎによる辛さの方が勝りました。
滞在時間は1時間を予定してましたが40分で終了。
ジブリ愛の強い人には天国みたいなところなんだろうけど普通の人にはちょっと辛い環境でした。
ジブリ美術館の後は高速で山梨向かい、途中のEXSAPA談合坂で昼食(すた丼)を。
SAはサービスエリア、PAはパーキングエリアってのはわかるけどEXってなんだ?
エクストラ?
なんだかよくわからないけどとにかくすごい大きさなのにそれでも客があふれる混みようでした。
次回は富士急ハイランド、忍野八海、その他富士山周辺観光を書く予定です。
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